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Netflix(ネットフリックス) で配信中の作品(2ページ目)

Ultraman:Rising

Ultraman:Rising

本作は、『KUBOクボ 二本の弦の秘密』(2016・原案/キャラクターデザイン)などで知られるクリエイーター、シャノン・ティンドルが監督・脚本を担当し、ジョン・アオシマが共同監督を務めた。CGアニメーション制作は、『スター・ウォーズ』『ジュラシックパーク』など、数々の名作、ヒット作を送りだしてきた「インダストリアル・ライト&マジック(ILM)」が手掛けた。1966年の放送開始以来、半世紀以上にわたり世界で愛され続けている不滅のヒーロー「ウルトラマン」を、すべての世代で楽しめる、「親子」「家族」をテーマに、すべての世代で楽しめる新たなウルトラマンストーリーとして創造している。 東京を襲う怪獣の脅威が高まる中、やむなく故郷へ帰り、ウルトラマンとしての使命を受け入れた野球界のスター選手サトウ・ケン。ところが彼を待ち受けていたのは、体長6メートルの火を吐く赤ちゃん怪獣を育てるという大変な任務だった。サトウはエゴを捨て、仕事と育児を両立させながら、赤ちゃん怪獣を陰謀に利用しようと企む勢力からその幼い命を守ろうとする。 日本語吹替版ではサトウ・ケンの声を山田裕貴が務める。また、ケンの疎遠となっていた父親・サトウ教授役に小日向文世、ケンとの交流を深めるシングルマザーのジャーナリスト、ワキタ・アミ役に早見あかり、“赤ちゃん怪獣”エミを巡って、ウルトラマンと対峙する組織・怪獣防衛隊(KDF)の冷徹な指揮官・オンダ博士役に立木文彦、ケンの世話をするスーパーコンピューター、ミナ役に恒松あゆみ。さらに、『ウルトラマン』(1966)のフジ・アキコ隊員で知られる桜井浩子がアミの母親役、『ウルトラマンオーブ』や『ウルトラマンZ』などでジャグラス・ジャグラー役として活躍する青柳尊哉もオンダ博士の片腕アオシマ隊員として、声優として特別参加している。

範馬刃牙VSケンガンアシュラ

範馬刃牙VSケンガンアシュラ

格闘漫画界の両雄のドリームコラボが実現!「範馬刃牙」の地下闘技場戦士と「ケンガンアシュラ」の拳願会闘技者、強いのはどちらだ!? 双方の猛者たちが鍛え上げた肉体と磨きぬいた技をぶつけ合う、空前絶後の戦いが幕を始まる! 「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の『刃牙』シリーズ(原作:板垣恵介)は、範馬刃牙と“地上最強の生物”と呼ばれる父・範馬勇次郎の死闘を軸に、様々な格闘士の闘いを描く累計発行部数8500万部突破の大人気格闘漫画。『ケンガンアシュラ』(原作:サンドロビッチ・ヤバ子、作画:だろめおん)は、WEBサイト「裏サンデー」とコミックアプリ「マンガワン」にて配信中で、サラリーマンの山下一夫が謎の闘技者・十鬼蛇王馬と出会い、企業が利権を賭けて闘技者を戦わせる“拳願仕合(ケンガンジアイ)”に巻き込まれていくバトルアクション漫画。 血が沸騰するほど“興奮せざるを得ない”対戦カードが発表。 主人公対決、十鬼蛇王馬(CV:鈴木達央)vs範馬刃牙(CV:島崎信長)に加え、超人気の最強キャラ対決、鎧塚サーパイン(CV:檜山修之)vs花山薫(CV:江口拓也)や、呉雷庵(CV:松岡禎丞)vsジャック・ハンマー(CV:三宅健太)という夢の組み合わせが判明。両作品を代表する“ヤバい奴”vs“ヤバい奴”の戦いが一つずつ、幕を開ける。

エリック

エリック

本作は、“ドクター・ストレンジ”役でも知られ、高い演技力を誇るベネディクト・カンバーバッチ主演のエモーショナルな〈サスペンス・スリラー〉。 NYで最も有名な人形使いであり、大人気の子供向けTV番組のクリエイターでもあるヴィンセント。高い知性とカリスマ性のある仕事人間の彼だが、生活においては妻や幼い息子を蔑ろにしてしまっている…。そんな中、ある日息子が通学途中に突然失踪。息子を失った喪失感、そして後悔と罪悪感に苛まれたヴィンセントは、次第に自らを見失って不安定になっていく。そして遂には、息子が描いた青いモンスターの“エリック”に執着し、「エリックをTVに出演させることができれば、息子は帰ってくる」という奇怪な妄想に取り憑かれていく…。次第にエスカレートしていくヴィンセントの破壊的な行動は、家族や同僚、事件を捜査する刑事にまで及び、彼の味方は、妄想の存在“エリック”だけになっていく…。 主演を務めるのは『ドクター・ストレンジ』『アベンジャーズ』シリーズはもちろん、ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』や『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』などで繊細な演技力を発揮し、アカデミー賞主演男優賞への2度のノミネート歴も誇るカンバーバッチ。先日発表された第96回アカデミー賞では、ウェス・アンダーソン監督と初タッグを組んだ短編映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』が短編実写映画賞を受賞するなど、活躍の場を今もなお広げ続けている。そんな彼が、久々にドラマシリーズに主役として出演し、エグゼクティブプロデューサーも務める意欲作『エリック』――“ストレンジ”な妄想に取り憑かれた男を、思う存分カンバーバッチが“怪演”するこの異色のスリラーに注目だ。

アトラス

アトラス

本作は、俳優でありアーティストの世界的スター、ジェニファー・ロペスが製作・主演を務める《最先端》SFアクション。 舞台は近未来。AIは人間の生活に完全に溶け込むほど欠かせない存在になっており、“共生”が実現している。一部の不正な反逆AI“ハーラン”を除いては――。 主人公は、超優秀だが人間もAIも信用していない孤高のデータアナリスト、アトラス・シェパード(ジェニファー・ロペス)。彼女がある日、謎の背景を持つAI“ハーラン”(シム・リウ)を討伐するミッションに挑む。作戦の最中にアクシデントが生じ、ある惑星に不時着してしまったアトラス。そこでさらなる壁にぶつかってしまう彼女は、人類を救うために、仕方なく人工知能の“スミス”と手を組まねばならなくなる…。当初は、「生意気ね、スミス」「もういい、AIは信じない」とギクシャクしていた”ふたり“だったが、息もピッタリで互いの信頼が感じられる軽妙なやり取りをするなど、バディ感が板についてくる様子。人間には到底不可能な方法を使って容赦なく侵攻してくる反逆AIに対し、アトラスとスミス、そして人類はどう挑むのか―。 監督は『カリフォルニア・ダウン』、『ランペイジ 巨獣大乱闘』を手掛けてきたブラッド・ペイトン。“災害”、“巨獣”…とメガトン級の迫力を創造してきた彼によるSFアクションなだけに、映像の衝撃と臨場感は折り紙付きだ。“人工知能嫌い”のアトラスと、“人工知能”のスミスの異色バディが宇宙を舞台に躍動する、最先端のSFアクションがここに誕生!

好きでも嫌いなあまのじゃく

好きでも嫌いなあまのじゃく

新進気鋭のクリエイターが集まるスタジオとして、注目を集めている「スタジオコロリド」。初の長編映画『ペンギン・ハイウェイ』で、第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。長編第2弾となった『泣きたい私は猫をかぶる』、Netflix映画として制作された長編第3弾『雨を告げる漂流団地』は、確かな技術に加えて、観客に寄り添う温かさ溢れるメッセージを孕んだ物語が人気を博し、世界中の人々から深く愛され続けている。 5月24日(金)よりNetflixにて世界独占配信&日本劇場公開となる、スタジオコロリド待望の最新作・長編第4弾・映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』は、“少年”と“鬼の少女”が紡ぐ青春ファンタジー。監督は『泣きたい私は猫をかぶる』で長編監督デビューを飾った柴山智隆。主演には小野賢章、富田美憂。クリエイターの個性が輝る独創的な世界観、柔らかな線と圧倒的な色彩美。そして、実力派声優たちの名演…と、豪華スタッフ&声優がその才能を余すことなく注いだ「日常から非日常へ」を掲げる“スタジオコロリドらしさ”溢れる傑作・青春ファンタジーが誕生する。 高校1年生の柊(ひいらぎ)は、“みんなに嫌われたくない”という想いから、気づけば“頼まれごとを断れない”性格に。毎日“誰かのために”を一生懸命やってみているのに、親友と呼べる友だちがいない。 季節外れの雪が降ったある夏のこと。いつも通り頼まれごとを頑張ってみたものの、やっぱり“何か”が上手くいかない。「なんだかな」と家に帰る途中、泊まるあてがないというツムギを助けるが…その夜、事件が起きる。とあることで父親と口論になりそうになるも、“本当の気持ち”を隠してしまった柊。言葉にできない何かを抱えながら、部屋で居眠りをしてしまう。ふと寒さで目が覚めると、部屋が凍りついていて!?柊はお面をつけた謎の化け物に襲われるが、異変に気付き助けに来たツムギとふたりで、部屋を飛び出す。 一息ついた先でふとツムギの方を見ると……彼女の頭には“ツノ”が!?ツムギは自分が“鬼”で、物心つく前に別れた母親を探しにきたという。そして、柊から出ている“雪”のようなものは、本当の気持ちを隠す人間から出る“小鬼”で、小鬼が多く出る人間はいずれ鬼になるのだと……。柊はツムギの「お母さん探しを手伝って欲しい」という頼みを断り切れず、一緒に旅に出ることに。しかし、時を同じくして、ツムギの故郷・鬼が暮らす“隠の郷(なばりのさと)”でも事件が起きていて――。 “夏に雪が降る”そんな不思議な出来事と共に訪れる、【少年と鬼の少女の出会い】から始まる青春ファンタジー。

BORDERLESS A ぇ! group デビューまでのキセキ

BORDERLESS A ぇ! group デビューまでのキセキ

このシリーズはA ぇ! group の歩みを軸にメンバー5人の試行錯誤と成長を描くほか、数々の未公開映像を紹介。メンバーそれぞれのロングインタビューでは、これまで語られてこなかった“本人たちだけが知るエピソード”が次々と明かされる。 2024年3月、関西出身のアイドル・A ぇ! groupが大きな夢をつかんだ。京セラドームのステージに2日間立ち、自分たちの言葉でCDデビューを発表。詰めかけた延べ10万人のファンに祝福された。 一方、バックステージには、関西ジュニア出身のなにわ男子やKing&Princeの永瀬廉、そしてSUPER EIGHTのメンバーがA ぇ! group の門出を祝うために集結。口々にこんな言葉を贈った。「よくやった!」、「よくここまでがんばった!」。 それは、A ぇ! group がこの日にたどりつくまでの道のりが、まさに山あり谷ありの険しいものだったからだ。 映像が記録され始めたのは2018年。長く停滞気味だった関西ジュニアからなにわ男子が誕生して注目を浴びるなか、A ぇ! groupは当時まだ結成されておらず、いわば“寄せ集め”のようにバンド活動をしているに過ぎなかった。 ――しかし、5人には際立つ個性があった。センターでギター担当の正門良規は志が高い男。プロにも評価される演奏を目指してテクニックを磨く。キーボードの小島健は、もとは嫌々事務所に入ったものの“笑い”に喜びを見出し、コントの台本も書く異才。ドラム担当の佐野晶哉は学校で本格的に音楽を学び、劇団四季のステージにも立ったほどの音楽エリートだ。サックスの草間リチャード敬太は、一度はアイドルの道を諦めながらも復帰し、ダンスと笑いを追究する人情家。そして、グループの“もう一人のセンター”末澤誠也は、圧倒的な歌声とダンスの実力を持ちながら、長らく活躍の場を見つけられずに彷徨(さまよ)っていた苦労人だ。 そんな5人に光を当てたのが、SUPER EIGHTの大倉忠義と横山裕。当時の関西ジュニアで新たな才能の発掘と育成を担っていた彼らの後押しで、2019年2月にA ぇ! groupが結成。デビューを目指すためのスタートラインに立った。 ところが2020年、コロナ禍が世界を襲い、5人の道のりは厳しいものになっていく。デビューがようやく遠くに見えてきた頃、9日間15公演の大事なコンサートがすべて中止という憂き目にもあった。 それでも5人は、A ぇ! groupが目指す未来をひたすら話し合い、絆を深めた。ときには互いが家に帰ってもなお、電話で語り明かした夜も…。そうして結成から5年が経ち、彼らはついにCDデビューの扉を開いた――。 番組のナレーションは、西畑大吾(なにわ男子)が担当。

REBEL MOON ―パート2:傷跡を刻む者

REBEL MOON ―パート2:傷跡を刻む者

斬新な映像センスを誇るザック・スナイダーが20年以上構想し監督・脚本・製作・原案を務め、黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受け創造した、銀河が舞台のSFスペクタクル巨編。「パート2」では銀河を支配する悪の帝国マザーワールドと、巨悪にリベンジを誓った主人公コラの元へ集うアウトロー集団〈チーム・レベルズ〉の大決戦が遂に開幕! 舞台は、悪の帝国マザーワールドが支配する銀河。帝国側の人間だったという暗い過去から逃げ、惑星の片隅の平和な村で暮らしていた心優しい熱き戦士コラ(演:ソフィア・ブテラ)は、ある日、マザーワールドの提督ノーブル(演:エド・スクライン)が率いる大軍勢の襲撃を受け、リベンジのために共に戦う反乱者〈レベルズ〉を集める旅へ出る。あらゆる惑星から集結した銀河のアウトローたちと力を合わせ、一時は帝国の大軍勢を退けることに成功した〈レベルズ〉。しかし、無尽蔵の軍事力を誇る帝国は、再びコラたちの村へと容赦なく襲いかかる…。 “過去の過ち”を償うかのように戦うコラをはじめとして、ノーブル率いる大軍勢とのラストバトルに挑む〈レベルズ〉は誰もがマザーワールドへの強い復讐心を抱えている。大切な存在を奪われ、現在は表情を失ってしまった二刀流使いのネメシス(演:ペ・ドゥナ)。愛する者たちを守れなかった過去を悔いて酒に溺れる荒くれ剣闘士・タイタス(演:ジャイモン・フンスー)。村の仲間やコラを人一倍大切に想っている“戦う農家”ガンナー(演:ミヒウ・ハウスマン)。そして帝国の侵略で“元”王子になってしまった、巨大な獣も手懐ける戦士タラク(演:スタズ・ネア)。映像でも、彼らが抱える深い怒りや悲しみが短いシーンながら強烈に映し出されていく…。 そして、「パート1」では謎に包まれていたロボット騎士ジミー(声:アンソニー・ホプキンス)も堂々参戦! あらゆる武器を使いこなし敵をせん滅し、チート級の進撃も魅せる。一方、〈レベルズ〉に対するのは、人間味ゼロで冷酷非道なマザーワールドの提督ノーブルが率いる巨大軍勢。「パート1」で死を迎えたはずのノーブルが完全復活し、むしろパワーアップを果たして一切の容赦なく〈レベルズ〉へ襲い掛かる―。果たして、悲しみを抱えた怒れるアウトローたちは、愛する者と銀河の運命のために、悪の帝国へリベンジできるのか!?

三体

三体

ジェームズ・キャメロン、マーク・ザッカーバーグ、バラク・オバマ元大統領が絶賛したことでも話題の原作は、“SF界のノーベル文学賞”と言われるヒューゴー賞をアジア圏の作品として初めて受賞した、中国の作家・劉慈欣による世界的ベストセラー小説。科学的な要素と哲学的なテーマが融合し、物理学や宇宙論に関する深い洞察がありながらも、エンターテインメントの高揚感を失わない描写で幅広い人気と支持を獲得している。 原作の物語の始まりは1960年代。父を亡くし、人類に絶望した中国のエリート科学者が宇宙に向けて秘密裏に発信した電波が、惑星〈三体〉の異星人に届き、地球を揺るがす大災厄を招くことになる…。 時は現代、各国の優秀な科学者が次々に自殺するという異変が勃発。「何者かが科学者を標的にしている」という言葉通り、得体の知れない現象が容赦なく迫る。ある科学者は、突如“目前に数字の列が現れる”といった怪現象にも直面。ついには異星文明の存在を感じさせる現象も…。人類滅亡の危機が迫る中、解決の鍵を握るものは!?迫り来る“人類史上最大の脅威”の正体とは?そして科学の力を駆使する人類はどう立ち向かうのか?1960年代の中国で、若き科学者が下した重大な決断が現代の物語にも結び付いていく等、あらゆる時代を巻き込んだ、SF大河とも言うべき壮大なスケールで物語は展開していく。謎が謎を呼ぶ予想のつかない緻密なサスペンスに加え、強大な危機に立ち向かうため団結する重厚な人間ドラマにも注目だ。

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Netflix(ネットフリックス) で配信予定作品

極悪女王

極悪女王

企画・脚本・プロデュースに鈴木おさむ、総監督に白石和彌という強力タッグで贈る本作は、80年代カリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語を描く半自伝ドラマ。 主人公のダンプ松本役を文字通り体当たりで演じたのは、マルチな活躍で人気を誇るゆりやんレトリィバァ。落ちこぼれとしてスタートしながらスターの階段を駆け上がる長与千種には唐田えりか。同期でも最も運動能力が高く技術に秀でていたライオネス飛鳥を剛力彩芽が演じる。 何者でもない2人の少女、「クラッシュ・ギャルズ」が作り上げた熱狂時代ー日本中が女子プロレスに夢中になった。 1970年から80年にかけて、空前の女子プロレスブームが日本中を席巻した。“スター”レスラーは、リング上で観客を熱狂させるプロレス試合を行うのはもちろん、歌にダンス、連日のTV出演と彼女たちを見ない日はないほど活躍の場を広げ、アイドルに勝るとも劣らない国民的人気を獲得。日本中でその名を知らない者はいないトップ・オブ・トップに君臨していた。その最盛期と言える1980年代当時、最も輝かしい黄金期を築き上げたのが、本作でゆりやんレトリィバァ演じるダンプ松本と相対する「クラッシュ・ギャル ズ」の2人だ。 クラッシュ・ギャルズとは、唐田えりか演じる長与千種と剛力彩芽演じるライオネス飛鳥による実在の二人組のプロレスラー。彼女たちはクラッシュ・ギャルズとして’83年に結成された。その翌年には歌手デビューも果たすなど、ビューティ・ペア解散後、女子プロレス界のこれまでの歴史を塗り替える驚異の活躍で日本中を席巻していく。“クラッシュ旋風”と呼ばれるほどの社会現象を巻き起こすと、連日にわたってゴールデンタイムのテレビ番組に出演。CM、歌番組、連続ドラマ、アイドル雑誌や単独コンサートと、熱狂的な親衛隊ファンも各地で生まれるほどトップアイドルレスラーとして誰もが知る存在となった。実際、その経済効果も計り知れず、クラッシュ・ギャルズは約3年で女子プロ史上最高額の3億円を稼いだと言われており、1万3500人の大観衆を集めた日本武道館での試合(1985年)では、売店だけで1500万円以上の売上を叩き出したという逸話も残されている。さらに、同試合のゴールデンタイム生中継は、同時間帯の男子プロレスを大いに上回る15.1%の高視聴率もマーク。ダンプ松本率いる極悪同盟が登場して以降、クラッシュ人気はさらなる飛躍を遂げ、過去に例をみない空前のプロレスブームを巻き起こしていくのであった。 スターとして輝かしい日々を送るクラッシュ・ギャルズの2人は、練習生時代から仲の良かった同期生。エースとして期待されていた飛鳥、そして、落ちこぼれの劣等生だった長与のコンビは、一気に中高生の少女たちを中心に人気を集めたが、かくいう2人も、元はどこにでもいる普通の少女であった。「極悪女王」でも、憧れだったプロレスラーという夢を叶えるためにオーディションに挑み、苦しい練習に耐え、鍛え抜いた先にようやくリングに立つことが出来た2人が描かれる。ただ強くなりたいと願う、何者でもなかった2人の少女が、最恐ヒールと呼ばれるダンプ松本とともに、異常な“熱狂”の時代を作り上げたのだ。 何者でもなかった少女たちの生き様を。少女たちが巻き起こした熱狂を。そして、昭和の時代と格闘し、全力で駆け抜けた少女たちが現代に問いかけるものとは―。

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