ラブ史劇『夕月花』、“タイムリープもの”に新たな魅力を融合！ “スリリングな恋”が現地で高評価
アジアドラマ
ヒロインが過去に戻り歴史を変え、愛する者と平和を守る『夕月花（せきげつか）～三世を駆ける愛～』。中国の視聴者から高評価を集め多くのファンを生んだ話題作だ。日本でのDVDリリースにあわせて、中国時代劇ファンタジーに新ジャンルを切り拓いた“タイムリープ＆ラブ史劇”の魅力を改めて紹介していきたい。
【写真】タレント上昇パワーランキングでTOP10入り！ 『夕月花』ヒロインを演じるスン・イー
■ 愛した人は敵だった!? 危険なヒーローと出会うスリル満点のロマンス
戦場で死んだはずの女将軍（スン・イー）が8年前の過去へタイムリープし、悲劇の歴史を食い止めることに。1年後に起こるはずの戦を食い止めるには、その原因となった腹黒い敵を暗殺すればいいはずだった。ところが、正体を隠し冬月（とうげつ）と名乗るようになった彼女が出会った敵、ジン・ハン演じる馮汐（ふうせき）は想像していた悪人とは違って危険を冒す彼女を何度も助け、時に優しい態度を見せる。そんな彼に心を揺らす冬月だったが、馮汐は敵か味方かわからない行動で彼女を翻弄する。
そんな中、彼があえて世間を欺いて悪人のふりをしていることに気づいていく冬月。「私の一生が嘘で出来ていても、お前だけは真実であってほしい」そう語る馮汐に見つめられた冬月は……。互いに本当のことを言えないまま、心では強烈に惹かれ合っていく危険なロマンスは現地でも多くの女性の心をとらえた。
■ 彼は1年後に死ぬ!? 愛が未来を変えていく壮大なラブストーリー
未来からタイムリープしてきた冬月は、子供時代の自分や未来では亡くなっている父親にも再会することに。だが、父親から亡き妻に似ていると言われても、彼女は自分の正体を明かすことはできない。一方、そんな2人を見て馮汐がやきもちを焼くまさかの微笑ましい展開も!?
また、馮汐は冬月との恋物語を影絵芝居にして見せるなどロマンチストな一面があり、2人のラブストーリーはどんどん甘い雰囲気になっていく。しかし、タイムパラドックスが生じてストーリーの行方は予測不能に…。さらに、元の歴史で馮汐が死ぬはずの日が迫ってくる。果たして馮汐の運命は？ タイムリープもののお約束として歴史を変えるのは簡単にはいかないが、次第にわかってくる真実は、2人の愛こそが未来を変えられるということ。その壮大なロマンスは涙なしでは見られない。
■ 主役カップルだけじゃない！ 脇役カップルの恋にも胸キュン
ユー・チョンエン、ルオ・チウユンら新世代俳優の好演にも注目 （C）2020 Tencent Penguin Pictures ＆ Drama Apple Limited
本作にはそんな怒涛のラブストーリーを繰り広げる主役カップルの脇で、ほっこり＆胸キュンの可愛らしい恋愛を展開するカップルが登場するのも見逃せないところ。馮汐の護衛を務める道楽（どうらく）は武術が得意で機転も利き、馮汐には一丁前に恋のアドバイスまでする大胆なところがあるが、密かに恋する年上の明珠（めいしゅ）の前では弟扱いされてしまうウブな青年。女の子は花が好きなはずと思って花束をプレゼントするが、彼女はクシャミが止まらなくなり受け取ってくれずがっかりしてしまう。一方、明珠のほうは思いがけず酔っ払った道楽からキスされると……。
これを演じる『Go! Go! シンデレラは片想い』のユー・チョンエンと『シンデレラが嘘をついたらダメですか？』のルオ・チウユン、期待の新世代俳優の好演にも注目だ。
『夕月花（せきげつか）～三世を駆ける愛～』DVDリリース中。
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