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【本当に怖い】傑作休暇ホラー6選 バカンスでトンデモ体験!

映画

●『ホステル』(2005)


『ホステル』(2005) 写真提供:AFLO
 旅先で持ち上がるうまい話にはご用心。言葉が通じない異国で深刻なトラブルに巻き込まれたら、脱出はより困難。浮かれ気分もほどほどに…。

 欧州を気ままに旅するアメリカ人バックパッカー2人組。道中で意気投合したアイスランド男も加え、オランダのアムステルダムのナイトクラブでバカ騒ぎ。さらに刺激を求めて「美女がいっぱい」なスロバキアの田舎町にあるホステルへ。だが、そこは旅行者を拉致して拷問殺人クラブに売り飛ばす闇組織の施設だった。

 外国に出かけた旅行者が跡形もなく失踪し、見世物小屋で無残な姿で発見される。そんな都市伝説を連想させる一本。監督のイーライ・ロスは東南アジアで殺人体験ができる闇サイトの噂から本作を構想。当初は関係者に取材を行い、実録ドキュメント風に仕上げようと考えたが、具体的な裏づけを得ることができず、また殺人サイトに個人情報を知られるのも危険と考え、純粋なフィクションとして練り直した。撮影はチェコ共和国で行われ、廃病院を拷問施設に見立てて、エグイ残酷描写を連発。トーチャーポルノなる言葉を流行させた。

●『パラサイト・バイティング 食人草』(2008)

『パラサイト・バイティング 食人草』(2008) (C)2010 DreamWorks LLC. All Rights Reserved.TM & (C) 2011 DreamWorks LLC. All Rights Reserved.
 地元の人たちが恐れる禁忌の土地には要注意。想像を絶する危険が潜んでいることも。その土地特有のルールを破ってしまうのも、旅行でありがちなトラブルだ。

 メキシコでバカンス中のアメリカ人カップル2組が、現地で知り合ったドイツ人青年に誘われ、密林の奥にある古代マヤ文明の発掘現場を見物することに。エキゾチックな異文化に好奇心いっぱいの彼らは、ピラミッド型の神殿に登り、激怒した村人に包囲され、敷地から出られなくなってしまう。相手を説得しようにも言葉が通じず、腹も減って喉も乾き、待ったなしの極限状態に。すると遺跡の地下から不思議なツタがスルスルと出現。それは人間の血肉を食む、恐怖の人食い生物だった!

 体内に侵入した謎のツタが皮膚の下を蠢く場面は、生理的恐怖に訴える鳥肌級のショックシーン。一方で、ツタの先にポッと開いた花が花弁をすり合わせて歌い出す、まさかの衝撃珍景も。手に汗握る脱出劇も含めて、惜しみなく奇想を盛り込んだサービス満点の秘境探検譚。

『パラサイト・バイティング 食人草』
DVD:1572円(税込)
発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

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●『ロスト・バケーション』(2016)

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