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今夜『正直不動産』最終回! “永瀬財地”山下智久の正直すぎる“名(迷)言”を振り返る

ドラマ

ドラマ『正直不動産』最終回(第10話) 永瀬財地がたどり着く先とは
ドラマ『正直不動産』最終回(第10話) 永瀬財地がたどり着く先とは(C)NHK

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 山下智久が主演を務め、評判を呼んでいるドラマ『正直不動産』(NHK総合/毎週火曜22時)がついに今夜最終回を迎える。不動産の営業マン・永瀬財地(山下智久)が、風に吹かれてペラペラと本音を話してしまう姿がユーモラスであることに加え、心からあふれ出る“名(迷)言”の数々にも魅力がたっぷり。本記事では最終回を前に、これまでの永瀬語録をもう一度おさらいしたい。

【写真】『正直不動産』永瀬財地(山下智久)の活躍を振り返る

 永瀬は言葉巧みに客から契約を取り付けることで社内の営業成績トップを誇っていた。だがある日、ひょんなことから祟りにあって嘘がつけなくなってしまう。本音しか話せなくなったことで営業は失敗続き、そして成績が落ちれば収入も減り、瀟洒(しょうしゃ)なタワマン暮らしからボロアパートへ。だが永瀬は正直営業を続けるうちに、大切なことに気付いていく…。

■「なるほど。それは…1円にもなりませんね」(第1話「嘘がつけなくなった不動産屋」より)

ドラマ『正直不動産』第1話 ほこらを壊した祟りで嘘がつけない身体に (C)NHK
 永瀬にアパート建設の相談をした和菓子職人の石田(山崎努)。儲からないのになんで50年も菓子を作っているのかと永瀬に問われ、一度答えを保留したのち、第1話のラストで「俺の菓子食うと、みんな幸せそうな顔する。だから続けられた」と石田は答える。ここで、永瀬に軽やかな正直風が。そして口から出たのが「なるほど。それは…1円にもなりませんね」という言葉だった。当時の永瀬は、まだ利益が一番と考えていた頃。永瀬の正直な言葉に石田は笑いながら、「でも仕事ってのはそういうもんだ」と続けるのだった。石田は最終回に再登場することが発表されており、永瀬とどんな会話を交わすのか注目が集まる。

 ゲスト出演した山崎と山下は、『クロサギ』(TBS系)での共演を経て『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』(TBS系)以来、10年ぶりの共演となった。二人が久々に演技を交わすシーンには多くの反響が寄せられた。

■「愛は目減りしても借金はびた一文減らねえよ」(第3話「信じられるパートナーとは」より)

ドラマ『正直不動産』第3話 永瀬の正直すぎる発言にカスタマー激怒 (C)NHK
 かつて永瀬の勧めでペアローンを組んでマンションを買った夫婦が店を訪れる。二人は離婚をすることになり、マンションの処分の件で相談に訪れたのだ。高額のローン返済を残したままの二人に、永瀬は「愛は目減りしても借金はびた一文減らねえよ」と痛烈な一言を放つ。祟りのせいで嘘やお世辞が言えなくなり、思ったことがつい口から出てしまう永瀬。思うように営業ができなくなってしまった永瀬の姿が、笑いを誘うとともに印象的な一コマとなった。この後、永瀬は正直者なりの営業を模索するように。

■「私気づいたんです。家なんてただの箱でしかないんだなって。住む人が幸せだなって思える場所、それこそがいい家なんだって」(第3話より)

ドラマ『正直不動産』第3話 カスタマーファーストのために奮闘する月下 (C)NHK
 第3話でもう一つ紹介したいのが、福原遥演じる月下のこの言葉。かつて悪徳不動産にだまされた父親が蒸発し、母親と2人、安アパートに引っ越した月下。風呂もないオンボロの部屋だったが、窓の外には美しい桜が咲き誇り、紹介した不動産屋の女性から「この眺めはどんなにお金を出してもこの部屋でしか見られませんよ」と伝えられる。それ以来、誰よりも“住む人の幸せ”を考えてきた月下は「カスタマーファースト」を徹底した営業スタイルを貫く。「ライアー永瀬」と呼ばれた昔の永瀬とは対極にいるかのような月下だが、今では永瀬にとっての心強い味方に。9話では大きく成長し、宿敵ミネルヴァ不動産の花澤(倉科カナ)と渡り合うほど頼もしくなった。

■「このジョーク知ってます?人生最良の日は結婚式の日だった。では最悪の日は?…それ以降の毎日だ!あっはっはっは…」(第3話より)

 永瀬を恋愛対象として気にかけていた榎本(泉里香)は、居酒屋「しょうじきもん」での永瀬のこの言葉に大激怒。永瀬が放ったこのジョークは、実は映画『シティ・スリッカーズ』(1991年)の名言である。どうやら結婚願望がなく自由に生きていたい永瀬のお気に入りの言葉のようだ。永瀬はこれ以外にも、結婚に関しての後ろ向きな言葉を残しており、独身生活を好んでいる様子。そんな永瀬に向けて、榎本の名言「へば!」が飛び出したのもこの時だ。この言葉は榎本の出身地・秋田の方言である。元来は「じゃあね!」と言う意味なのだが、第3話では永瀬に対する捨てセリフとなった。

■「どうでもいい物件なんて一つもない。どんな家にも、どんな部屋にも、誰かの人生がそこにある」(第4話「いい部屋の定義」より)

 正直風が吹かない時でも、名言は生まれる。美しい夕日が広がる会社の屋上で、永瀬が同僚の桐山(市原隼人)に語ったのがこの言葉だった。現在は独立して不動産ブローカーとなった桐山も、当時は登坂不動産で永瀬と切磋琢磨する良きライバル。一時はミネルヴァ不動産からのスパイを疑われたが、誠実な仕事ぶりにより疑いが晴れてからは永瀬にとっての戦友となる。正直者になってからの永瀬には、少しずつ価値観の変化が現れた。第4話のこのシーンは、永瀬の小さな変化が垣間見えた瞬間でもある。

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