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「実は“付き人”だった芸能人」 大物芸人からハリウッド俳優まで

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(左上から)堤真一、設楽統、加瀬亮、小日向文世
(左上から)堤真一、設楽統、加瀬亮、小日向文世 クランクイン!

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 芸事の世界には「付き人」という文化がある。下積み中の若手が、その道の先達に付きそい、身の回りの世話や雑務、ときには車の運転などをこなす。芸能界にも「付き人」の文化は存在し、現在はスターになった人物の中にも、付き人経験者は少なくない。今回はそんな付き人経験のあるタレントと、付き人をした相手の組み合わせを紹介したい。

【写真】大物芸人からハリウッド俳優まで 「実は付き人だった芸能人」

■ 真田広之の付き人をしていた堤真一


 90年代にトレンディドラマでブレイクし、その後も活躍を続ける俳優の堤真一。当初アクション俳優を目指していた堤は「ジャパンアクションクラブ」に所属し、そこで真田広之の付き人を務めた経歴を持つ。そのときのことについては、かつて『A-Studio』(TBS系)に出演した際に語っていた。

 堤の付き人時代のエピソードには、佐藤浩市も登場。真田が出演した映画『犬死にせしもの』の撮影中、堤は佐藤からもまるで付き人のようにさまざまな指示を受けて動き回っていたという。

 真田と佐藤、日本を代表する俳優2人を付き人として掛け持ちしたようなかっこうになっていた堤。今では自身もトップ俳優だが、2人には頭が上がらないようで、共演を敬遠していることを明かし、「2人とも大好きなんですけど、たぶん一緒に芝居したら何もできないです」「どんな役やっても付き人みたいな顔してる(笑)」と語っていた。

■ 井川遥の付き人をしていた松尾諭


 映画『シン・ゴジラ』をはじめ、数々の映像作品に出演し、俳優として確固たる地位を築いた松尾諭。松尾が女優・井川遥の付き人をしていたことは、彼のエッセイが原作となったドラマ『拾われた男 LOST MAN FOUND』(NHK BSプレミアムほか)で知った人も多いかもしれない。松尾が上京して俳優を目指していた頃、落ちていた封筒を見つけ、その落とし主が井川の所属事務所の社長だった。その縁で松尾も所属することになり、紆余曲折を経て井川の付き人として運転手を務めることになったという。

 “癒やし系”の代名詞として当時大ブレークした井川だっただけに、ファンが殺到した際は松尾が身をていして井川を守るSPのような役割を果たしていたことも。そんな松尾に対して井川は優しかったようだ。ある時、井川の自宅に車で迎えに行くはずが、寝坊して遅刻してしまったという松尾。報告した社長にはすごい剣幕で怒られたというが、その後、井川宅に行くと彼女は松尾を「諭ちゃん、社長に(寝坊したことを)言ったの? 言わなくていいのに…」と気遣ってくれたという。

■ 椎名桔平の付き人をしていたアキラ100%


 付き人としての経験が楽しかった人ばかりではない。かつて俳優志望だったピン芸人のアキラ100%が付き人をしていたのは、俳優の椎名桔平だった。アキラは付き人としていい思い出がなかったようで、ラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)にゲスト出演した際、「車の運転も下手で、何をしてもうまくいかなかった」「付き人として何も果たせていない」と苦々しく振り返っている。そんな自身への不甲斐なさから、逃げるように椎名の元を離れ、それ以来会うことはなかったという。

 その後、お笑い芸人として活動を開始したアキラは、『R-1ぐらんぷり2017』(カンテレ・フジテレビ系)で優勝。お笑い芸人としてブレイクすると、俳優としての仕事も舞い込むようになり、連ドラ初出演作のドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ系)では椎名との共演が実現。怒られるのではないかと再会に緊張したアキラだったが、対面した椎名からは「やめないでよかったね」と、温かい言葉をかけてもらったという。椎名は自身のインスタグラムにアキラとの2ショットを公開し、“元付き人”の出世を喜んでいた。

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「テレビ番組出演本数ランキングで2年連続1位」の大物芸人も“付き人”だった

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