菅井友香、“真面目だけど、どこか抜けている”素の魅力 深夜ラジオで鍛えたトークに期待
ラジオはしゃべり手の“人間味”がよく表れるメディアだと言われる。テレビでは数秒、数十秒の短い時間で話さなければいけない話題でも、ラジオだと数分、時には数十分間話すことだってできる。だからラジオではしゃべり手の隠せない“素”が出てしまう。そういう意味で『レコメン!』はまさに彼女の素の人間味がよく出ている番組だった。
番組卒業まで語り草となった、欅坂46のドラマ(『残酷な観客達』)の撮影をしていることを情報解禁前に話してしまった“お漏らし事件”に代表される、抜けている面を見せる一方で、グループで大きな出来事(それは決して楽しい話ばかりではなかった)があると、キャプテンとして真っ先に、自身の言葉で真摯(しんし)に語った。グループの冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京/毎週日曜24時35分)などでも、そうした“真面目だけど、どこか抜けている”二面性を見ることはあったが、ラジオというより自由度の高い場では、菅井の魅力が溢れていた。
『レコメン!』卒業および、櫻坂46卒業で、菅井自身の口から近況を聞く機会は少なくなっていたところに、新番組のスタートだ。今回は1人しゃべりということで、『レコメン!』とは違ったスタイルにはなるが、“真面目だけど、どこか抜けている”トークはきっと健在なのだろう。