eスポーツ初心者こそ観てほしい! 今から楽しむ『ストリートファイターリーグ』のススメ
2nd STAGEに進出を決めた上位6チームの中から、クランクイン!編集部が特に注目する選手を各チーム1名ずつ紹介していこう。ぜひ観戦の際には彼らにも注目してみてほしい。
「FAV gaming」 ときど選手
左:ボンちゃん選手、上:sako選手、下:りゅうせい選手、右:ときど選手
最年長のsako選手を筆頭にときど選手、ボンちゃん選手、りゅうせい選手で構成された「FAV gaming」は、SFL2021の優勝チーム。
足技を主体に戦うファイター「ケン」(操作タイプ:クラシック)を操るときど選手は“東大卒プロゲーマー”という肩書きを持つプレイヤーで、今年8月に開かれた世界最大の対戦格闘ゲームの祭典「EVO 2023」にて日本人選手としては最も高い4位に入賞している。東大卒の明晰な頭脳でシステムやキャラ性能を理解し、攻略を探究するストイックさで1st STAGEは5勝2敗という高い勝率を見せた。
「Saishunkan Sol 熊本」 Shuto選手
左:ひぐち選手、上:ネモ選手、下:ササモ選手、右:Shuto選手 ※2nd Stageからはササモ選手と交代でかべ選手が加入
熊本をホームとし、ベテラン選手のネモが率いる「Saishunkan Sol 熊本」は、Shuto選手やひぐち選手、ササモ選手など、新進気鋭の若手が多く所属するチームだ。
Shuto選手は、前作『ストリートファイターV』から頭角を現したプレイヤーで、使用キャラは、高い攻撃力を活かした接近戦を得意とする「マリーザ」(操作タイプ:クラシック/モダン)。対戦相手によってふたつの操作タイプを切り替えて戦う器用さと、優れた集中力、攻めに重きを置いたプレイスタイルを武器に、1st STAGEは4勝2敗という好成績を収めている。数ある若手選手の中でもかなり注目度の高い選手だ。
「魚群」 水派選手
(左から)もけ選手、マゴ選手、まちゃぼー選手、水派選手
リーダー・マゴ選手を始め、まちゃぼー選手、水派選手、もけ選手と、昨年と同じメンバーで構成された「魚群」。同メンバーでのSFL参戦が3回目となる今回も、切磋琢磨してきた仲間たちとともに悲願の優勝を目指す。
そんなチームの中でも特に注目したいのは、素早い動きと空中からの強襲で相手を翻弄する「キャミィ」(操作タイプ:クラシック)を使う水派選手だ。『ストリートファイターV』から競技シーンに本格参戦した彼は、普段の温和な雰囲気からは想像もできないほど攻撃的なプレイスタイルで相手を圧倒する。1st STAGEでは、出場した4試合を全て勝利で飾っており、2nd STAGEでの活躍にも期待がかかる。