今年『紅白』初出場の13組を全員解説! SNSから人気爆発、素顔が謎の3組、ファン待望のベテランも
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■『紅白』出場「待ってました!」な面々も
大泉洋
2020年に白組司会、2021年・22年には総合司会として出演し、近年の『紅白』の顔ともいえる大泉洋は、今年歌手として初めて『紅白』の舞台に。ファンの間では、大泉の歌唱力の高さはよく知られるところであり、個人名義・TEAM NACS名義それぞれで多くの楽曲をリリースしてきた。今年50歳の誕生日を迎え、「生誕50周年記念!! 大泉洋リサイタル」ツアーを12月よりスタート。ラストは武道館で迎える。これに伴い、同じく北海道出身の玉置浩二が作曲・プロデュースを手掛けた「あの空に立つ塔のように」もリリース。ファンにとっては「待ってました!」と「マジで?」が入り混じる初の『紅白』での歌唱が楽しみだ。
伊藤蘭
元キャンディーズ・伊藤蘭も、今年ソロ歌手として初めての『紅白』出場となる。キャンディーズ時代を含めると、46年ぶり4回目の出場だ。今年デビュー50周年という節目の年である伊藤。全国7都市を巡る「伊藤 蘭コンサート・ツアー2022 ~Touch this moment & surely Candies!~」も開催し、精力的に音楽活動にいそしんだ1年だった。
Mrs.GREEN APPLE
最後に紹介したいのは、ロックバンド・Mrs.GREEN APPLE。もともと6人組として活動していたが、2020年に「フェーズ1完結」を宣言し活動を休止。2022年からは「フェーズ2」として、大森元貴・若井滉斗・藤澤涼架の3人体制となり再始動、今年7月には4年ぶりとなる待望のアルバム『ANTENNA』をリリースした。今年、ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)の主題歌に「ケセラセラ」が起用され、その“エモい”歌詞が刺さったという若者が続出。その人気にもうひと段階ブーストがかかった1年だったのではないだろうか。そんなミセスが満を持して『紅白』に出場。初めてその楽曲を耳にする人にもきっと“刺さる”ことだろう。
13組の初出場アーティストのパフォーマンスが気になる今年の『紅白』。もちろん、今回は紹介できなかったおなじみの顔や久しぶりの歌唱となる面々も見逃せない。大みそかには、早めに年越しそばを食べてテレビの前で待機したいものだ。
『第74回NHK紅白歌合戦』は、NHK総合ほかにて12月31日19時20分放送。