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『ふてほど』ロス必至の“オトナ世代”がきっと刺さる! 「4月期春ドラマ」3選

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(左から)阿部サダヲ、河合優実
(左から)阿部サダヲ、河合優実 クランクイン!

 現在放送中のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系/毎週金曜22時)。宮藤官九郎が脚本を務め、阿部サダヲ演じる“昭和のダメおやじ”、地獄のオガワこと小川市郎が令和にタイムスリップするという内容なのだが、毎話描かれる昭和の文化の数々に「懐かしい~」の声が殺到。主人公の娘役である純子(河合優実)のスケバンやボディコンといった時代時代を表す姿にも反響が集まっている。“オトナ世代”に大いにウケている『ふてほど』だが、いよいよ次週が最終回。SNSでは早くもロスを恐れる声もあるが、そんな視聴者に朗報だ。4月からスタートする春ドラマにも、オトナ世代がハマりそうな作品が。今回は、そんな3作品を紹介したい。

【写真】『不適切にもほどがある!』“タイムスリップ”オフショット 河合優実、スケバンから令和女子まで大変身

■1995年の高校生たちが主人公『95(キュウゴー)』

 1作目に紹介するのは、King & Princeの高橋海人が主演する4月8日スタートのテレビ東京開局60周年連続ドラマ『95(キュウゴー)』(テレビ東京系/毎週月曜23時6分)。原作は、早見和真による同名の青春小説。大人の作った社会の仕組みにあらがい、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い物語だ。

 1995年といえば、『ふてほど』でも扱われた阪神・淡路大震災や、地下鉄サリン事件が起きた年。『ふてほど』純子世代の視聴者の記憶にも鮮明に残っている年ではないだろうか。また、『ふてほど』の昭和ネタが古すぎて分からなかった30~40代にも1995年の高校生たちには重なる部分があるのでは。当時の熱い気持ちが蘇ってくる人も多いかもしれない。

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■“各年代のラストイヤー”真っ只中な3姉妹を描く『9ボーダー』

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