放送から20年『WATER BOYS2』大人になったキャストの今 意外な“副業”している俳優も
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2004年の7月期に放送されたドラマ『WATER BOYS2』(フジテレビ系)の放送開始から今月で20年。本作は、2003年放送のドラマ『WATER BOYS』の続編として製作された、シンクロにかける32人のボーイズたちの情熱と、友情と、恋を描いた物語だ。この記事では、青春物語を彩ったキャストたちの現在について紹介する。
【写真】『WATER BOYS2』放送スタートから20年! 大人になったキャストたち
■市原隼人
水嶋泳吉を演じた市原隼人
本作の主人公で男子シンクロ部の部長・水嶋泳吉を演じたのは市原隼人。泳吉は名門進学校・青葉高校で水泳部に所属していたが、元女子校の姫乃高校に転校。そこで仲間とシンクロに出会い、水の中の楽しさや、家族の愛情、仲間との友情に触れ、大人へと成長していく。
市原は『WATER BOYS2』が連続ドラマ初主演。2004年には主演を務めた映画『偶然にも最悪な少年』で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。その後もドラマ『ROOKIES』(TBS系)や大河ドラマ『おんな城主 直虎』に出演。2019年にスタートした『おいしい給食』(テレビ神奈川ほか)は人気を集め、2021年にseason2、2023年にseason3が放送。劇場版も製作された。市原はドラマや映画だけでなく、舞台でも活躍している。2014年にはモデルの向山志穂と結婚。同年11月には第1子が誕生した。
■中尾明慶
山本洋介を演じた中尾明慶
中尾明慶は、男子運動部設立を夢見る山本洋介を演じた。洋介は、何事にも純粋でプラス思考。泳吉が転校してきたときは「救世主が来た」と盛り上がり、泳吉たちと共にシンクロ部で活動する。泳吉との出会いをきっかけに、自立心を獲得していく。
中尾は2001年放送の『3年B組金八先生』(TBS系)で注目を集め、本作でも話題に。その後も2005年の『ドラゴン桜』(TBS系)、2018年の連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)、2019年の『監察医 朝顔』(フジテレビ系)など、現在まで数多くの作品に出演。2020年にはYouTubeチャンネルも開設した。2022年からは情報バラエティ番組『プチブランチ』(TBS系)でMCを担当。2013年には女優の仲里依紗と結婚し、同年10月に第1子が誕生した。
■斉藤慶太
川崎仙一を演じた斉藤慶太
“狼少年セン”こと川崎仙一を演じたのは斉藤慶太。お調子者だが、調子の良さはうまく友達とつきあえないコンプレックスの裏返し。本当はとても優しい少年で、泳吉との出会いをきっかけに変わっていく。
斉藤は双子の兄・祥太と共に双子俳優として話題に。本作出演後は映画『タッチ』で上杉和也役を演じ、祥太と共に出演。芸能活動も続けつつ、2013年にはスポーツインストラクターの資格を取得した。2023年に出演した『ぽかぽか』(フジテレビ系)では、俳優業をやりながら内装屋として独立していることを告白。2018年には一般女性と結婚し、2021年に第1子、2023年に第2子が誕生した。