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不倫ドラマが豊作な夏! サレ妻恐怖の復讐から“不倫群像劇”まで、勝手に★つけてみた

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(左上から時計回りに)松本まりか、木村慧人、樋口日奈、吉谷彩子
(左上から時計回りに)松本まりか、木村慧人、樋口日奈、吉谷彩子 クランクイン!

 7月も終わりを迎え夏ドラマの作品も出揃った今日この頃。今期は愛と裏切りが交錯するスリリングな不倫ドラマが豊作。ここでは内容の濃さで引けを取らない4作品をピックアップして、見どころを紹介していこう!

【写真】ドロドロ愛憎劇が4つも同時進行中! “サレ妻”や“不倫に走る学生”演じるのは?

■スカッと度★★★ 『夫の家庭を壊すまで』



 松本まりかが主演を務める『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)は、LINEマンガにて配信中の同名フルカラー電子コミックを実写化するリベンジエンターテインメント。学生時代からの純愛を貫き結婚、子どもにも恵まれて穏やかな生活を営んでいたみのり。しかしある日、最愛の夫が長年に渡って不倫をしていたことが発覚。“離婚だけでは許さない”と決意を固めたみのりは、夫とその不倫相手へ復習するために、不倫相手の高校生の息子に接近。愛と裏切りの四角関係が展開していく…。

 キャストにはパートナーの裏切りによって復讐の鬼と化すみのりを演じる松本をはじめ、15年に渡って不倫を続けていた夫・勇大役に竹財輝之助。野波麻帆が勇大の高校の同級生で不倫相手のシングルマザー・理子を演じ、彼女の息子でみのりに惹(ひ)かれていく高校生・渉を野村康太が演じる。

 本作の白眉はなんと言っても松本の熱演。第1話では、夫の不貞を知ったみのりが、うつろな瞳で青山テルマfeat.Souljaの「そばにいるね」を口ずさみながら、包丁をまな板に叩きつける姿をサスペンスフルに描出。回を重ねるごとに行動が大胆かつ異様になっていくみのりの強さと危うさを体現する松本の熱演ぶりに、SNS上には「松本まりか無双中」「まりか様の素晴らしい演技で普通にホラー」「まりか劇場いいわ〜。徹底的にやってほしい」といったコメントが毎回のように集まっている。

■リアル度★★★★ 『さっちゃん、僕は。』


 FANTASTICS・木村慧人主演のドラマ『さっちゃん、僕は。』(TBS系)は、朝賀庵が『少年ジャンプ+』に連載していた同名コミックを実写化した異色ラブストーリー。主人公・片桐京介(木村)は、地元に恋人を残して大学進学のために上京。そこから1年後のある日、彼は落とし物を拾ったことから同じアパートで暮らす年上の女性と出会う。地元に残した恋人に“身体の関係”を拒まれた過去がある京介は、誘われるがまま隣人の女性と一夜を共にしてしまう。しかし隣人の女性には、離れて暮らす夫がいたのだった…。

 京介と交際中で地方の大学に通う純朴な恋人・早智を中山ひなのが等身大で演じると、石川恋が大学生の京介を誘う人妻・紫乃の妖艶さを見事に表現。さらに離れて暮らしながらも紫乃を溺愛する夫・要を桜田通が演じている。

 地元に残してきた彼女を大切に思いつつも、人妻からの誘いにのってしまい不倫に手を染めてしまう京介。そんな彼を通して描かれるのは、人間が抱える矛盾や弱さ。京介は、恋人・早智を大切に思いながらも、ミステリアスな魅力を振りまく人妻との関係にも溺れていく。深夜帯ならではの大胆なベッドシーンとインモラルな展開をあえて淡々と描く本作。視聴者からは「リアルで息が詰まる」「クズなのに定期的に京ちゃんの言動が好きでつらい」「あぁ本当に切ない 切なすぎる」などの声が寄せられている。

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■エグい度★★★★★ 『どうか私より不幸でいて下さい』

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