『【推しの子】』『カラオケ行こ!』など話題作目白押し GWにぴったりの「アマプラ」4月配信作4選

待ちに待った大型連休のゴールデンウイークが始まるが、国内旅行者やインバウンドで観光地はどこも混雑。物価高で品物も割高。「せっかくの休日だから」と無理にどこかに出かけて疲れるより、自宅でのんびり気になっていたあの映画たちを観るほうが有意義ではなかろうか。そこで今回は、Amazon Prime Videoにて先月4月から配信となった、おススメ作品4選を紹介していこう。
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累計発行部数2000万部を超える人気漫画の実写映画
■『【推しの子】‐The Final Act‐』
2020年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて赤坂アカと横槍メンゴのタッグで連載スタートした漫画『【推しの子】』は、主人公が伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーで好評を博した。2024年に放送されたアニメも第2期が大好評のうちに終了し、第3期の放送も2026年に決定している。
本作は人気モデル・俳優の櫻井海音を主演に起用して実写化もされており、Amazon Prime Video独占でドラマ版が2024年11月28日に配信。2024年12月20日に劇場公開された『【推しの子】‐The Final Act‐』は、ドラマの続きとなり、物語のはじまりである、アイ(齋藤飛鳥)と雨宮吾郎(成田凌)の出会いと転生、そしてついにアクア(櫻井海音)の復讐劇の行方を描く。
4月18日より待望のAmazon Prime Video独占が始まったことで、ドラマ版と劇場版を一気見するチャンスが到来。普段より時間が取れるこのゴールデンウイークを利用して話題作を一気見してみてはいかがだろう。
ヤクザと中学生 エモすぎる関係の完璧再現にファン歓喜
■『カラオケ行こ!』
和山やまによる同名原作を綾野剛主演、山下敦弘監督により実写化した本作。原作は、合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と予想に反するエモい展開、そして思わずクスッと笑ってしまうユーモアで、マンガ大賞2021第3位をはじめマンガ賞に続々ランクインした、累計60万部突破の超人気コミックだ。
合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。狂児は組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという。聡実は嫌々ながらも歌唱指導することに…。
昨年の1月12日に公開され、そのクオリティに多くの鑑賞者が魅了され、一時期はパンフレットが劇場から消えたこともある本作。原作のストーリーや空気感をそのまま劇場に持ち込んだ高い完成度は原作ファン必見だ。