日向坂46四期生、“飛躍の1年”を振り返る ライブ・映画・舞台経験で主力メンバーに成長
グループのパフォーマンスでは四期生が頼もしさを増し、より強固なものになった。レギュラー番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/毎週日曜25時20分)をきっかけとして、宮崎県との共催により実現した2024年9月の「ひなたフェス2024」では、ひなたサンマリンスタジアム宮崎のステージで「絶対的第六感」の初披露で笑顔を見せたWセンターの正源司と藤嶌をはじめ、四期生は余裕ある表情を浮かべていた。
同年11月から12月にかけての全国ツアー「Happy Magical Tour 2024」ではグループとして2度目、四期生は初の大舞台となった東京ドーム公演でも躍動。4月には、グループの聖地となる神奈川・横浜スタジアムで開催し、初代キャプテンの一期生・佐々木久美の卒業も見届けたデビュー6周年記念ライブ「6回目のひな誕祭」で堂々とした姿を見せ、3月には彼女たちにとって初の後輩となる五期生を迎え入れた。
その過程では、アンダーメンバー“ひなた坂46”による公演「ひなた坂46ライブ」のグループ全体のライブとは異なる環境で、研さんをはかった四期生もいた。そして、5月には東京・国立代々木競技場 第一体育館で行われた二〜五期生による新体制の初陣「BRAND NEW LIVE 2025 『OVER THE RAINBOW』」で、気持ちも新たに、先輩や後輩と共に2日間にわたるステージを駆け抜けた。
加入から2年10ヵ月。29〜31日に神奈川・ぴあアリーナMMで新たに立つ四期生だけのステージ「日向坂46 四期生ライブ Presented by 新・日向坂ミュージックパレード」の礎には、四期生が歌やコントを披露するレギュラー番組『新・日向坂ミュージックパレード』(日本テレビ/毎週木曜25時29分)がある。
かつて放送していた『日向坂ミュージックパレード』の後継番組として5月に放送開始。渡辺莉奈と藤嶌が扮する毒舌の「マッチ売りの姉妹リナシア&カホエル」など、次々と登場するキャラクターを通して、四期生のメンバーが新たな一面を見せている。2024年10月の東京・有明アリーナ、本年2月の東京・武蔵野の森総合 スポーツプラザ メインアリーナで行われた番組発のライブでは、グループの曲に加えて、往年のヒットソングも披露した。番組の冠を掲げる新たな「四期生ライブ」では、昨年とは異なるステージングに期待してやまない。
直近では、四期生の成長を届けてきたレギュラー配信番組『日向坂になりましょう』(NTTドコモ「Lemino」、以下同)や『もっと!日向坂になりましょう』の主役も、7月スタートの『日向坂になりましょう -五期生成長バラエティ-』で後輩の五期生にバトンタッチした。今や、グループの主力にまで成長した四期生の11人はこの先、どのような表情を見せてくれるのか。さらなる飛躍も期待される日々で、たくましさは増すばかりだ。(文:カネコシュウヘイ)