『鬼滅の刃』“クズ鬼”大集結! 耳を疑う悪鬼迷言集 人知及ばぬサイコパスから小物すぎて引いちゃう鬼まで

漫画、テレビアニメ、劇場アニメ、それらの全てで熱狂的なファンを持つ『鬼滅の刃』。その魅力を支える個性的なキャラクターたちの中には救いようのない悪役も存在する。中でも上弦の鬼には規格外の悪党が多いので、クズ度高めな悪鬼たちのおぞましい足跡とともに度肝を抜くようなセリフや設定を紹介する。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承のうえ、お読みください)
【写真】表情もクズ感たっぷり! 善逸と相まみえる獪岳
■自己評価が高いクズのオールラウンダー
最初に紹介するのはクズ鬼の筆頭候補・獪岳。もともと我妻善逸と共に元鳴柱・桑島慈悟郎に師事していた鬼殺隊員だったが、自分より強い鬼と会敵した際に殺されたくない一心で人間を辞めた。また、幼少期は育ててもらった寺の金を盗み逃亡、直後に鬼と遭遇すると自分が助かるために寺の住人を差し出すという掛け値なしのクズ行動を見せている。
雷の呼吸の使い手から鬼が出たせいで慈悟郎が腹を切ることになり、激怒する善逸に問い詰められた獪岳は「知ったことじゃねぇよ だから? 何だ?」と開き直る。さらに「あれだけ俺が尽くしてやった」のに善逸と共同で後継にしようとした慈悟郎を「クソ爺」呼ばわりし、「俺は常に!! どんな時も!! 正しく俺を評価する者につく」と言い放った。
強者に跪き、弱者を見下す。恩を仇で返す。さらにプライドと自己評価も高く、カスと見下す善逸との舌戦では「俺がカスならアンタはクズだ」と罵られながら欠点を指摘されると激怒する小物感も持ち合わせている。性格、言動、実績の全てがハイレベルなクズのオールラウンダーだ。
なおユーザーによる編集が可能なオンライン百科事典では、「その所業故にアンチが非常に多く、時折過剰なキャラヘイト表現や、『似たような人物』など本来の記事内容の趣旨からズレた書き込みが行われる事があり、それが原因となって編集合戦へと発展する事も多々あります」「演者への風評被害を防ぐ為にも、そういった悪意を含んだ書き込みは極力控えるよう、お願い致します」と、中立性のある内容を保つための注意喚起が表記されるほど嫌われている。
■人間性ゼロのサイコパス
2体目のクズ鬼は上弦の弐・童磨。柔和な物腰で感情表現が豊かだが、笑顔のまま人間を殺して喰らうようなサイコ鬼だ。その実態は喜怒哀楽が欠落した無感情な生き物で、感情の真似事をしているに過ぎない。そのため、作中では演技で隠し切れないアウトな発言が目立つ。
「人間は頭が悪く可哀想な生き物だから、自分が喰って生の苦しみから救済し、高みへ導かねばならない」と考えており、そのほうが人間も幸せになれるという思想のもとに大勢の人間を殺している。そのため「喰(た)べてあげる」「俺が喰うにふさわしい」「後でちゃんと喰べるから」など、涼しい顔でおぞましいセリフを吐いている。
基本的に人間は救済の対象かつ栄養源として見ており、栄養価の高い女性を特に好んで捕食する。しかし上弦の伍・玉壺とのやりとりでは「お前がくれた壺 女の生首を生けて飾ってあるよ」と話していたので、弄んで楽しむ感覚もあったのかもしれない。