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マーゴット・ロビー主演最新作『嵐が丘』日本公開は来年2.27に 圧倒的存在感の本予告&ビジュアル解禁

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映画『嵐が丘』本ビジュアル
映画『嵐が丘』本ビジュアル(C)2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

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マーゴット・ロビー

ジェイコブ・エロルディ

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 マーゴット・ロビーが主演・プロデューサーを務めるエメラルド・フェネル監督最新作『嵐が丘』の日本公開日が、2026年2月27日に決定。本予告&ビジュアルが解禁された。

【動画】極彩色に彩られた映像美で描く『嵐が丘』本予告

 本作は、2023年最大のヒット作『バービー』を手掛けたマーゴット・ロビーが、『バービー』の製作陣とタッグを組み、再び主演とプロデューサーを務めて贈る、衝撃のノンストップ・ラブミステリー。

 原作は、エミリー・ブロンテ生涯唯一の作品となった世界的ベストセラー小説『嵐が丘(Wuthering Heights)』(1847年刊)。今日に至るまで多くの国で翻訳出版され、数多く舞台化。日本では2015年に堀北真希と山本耕史の主演で舞台化され、後に2人がこの共演をきっかけにゴールインして大きな話題となった。

 映画作品としては、1939年に公開された監督ウィリアム・ワイラー×主演ローレンス・オリビエ版がアカデミー賞(R)8部門にノミネート、1992年公開の監督ピーター・コズミンスキー×ジュリエット・ビノシュ&レイフ・ファインズ版も知られている。日本では監督・吉田喜重×出演・松田優作版が1988年に公開されるなど、過去に何度も映像化され、世界中の多くのクリエーターへ影響を与え続けている不朽の名作だ。

 今もなお読み継がれる“究極の愛”を映画化するため、マーゴットが監督・脚本を託したのはエメラルド・フェネル。監督デビュー作『プロミシング・ヤング・ウーマン』で、軽快なストーリー展開の裏に人間の醜さや社会の闇を鋭くえぐり出し、イギリス人女性監督として史上初となるアカデミー賞(R)脚本賞を受賞したフェネル監督が、幾度も映像化された『嵐が丘』をどのようにして新たに紡ぎ出すのか注目が集まる。

 そしてこの物語の中心を成す、キャサリンをマーゴット、ヒースクリフをジェイコブ・エロルディが演じる。エロルディは、映画『キスから始まるものがたり』やドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』と言った作品で若いファンの支持を集める一方、今年11月に公開されたギレルモ・デル・トロ監督作『フランケンシュタイン』で怪物役を演じて世界の批評家から絶賛され、その多彩な演技力で大きな注目を集めている。

 この野心作の脇を固めるのは、アカデミー賞常連の強力な製作スタッフ。プロダクションデザインは2度アカデミー賞(R)ノミネートのスージー・デイヴィーズ(『教皇選挙』)。衣装デザインは2度アカデミー賞受賞のジャクリーン・デュラン(『バービー』、『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』)。さらに撮影監督として、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞したリヌス・サンドグレンが携わる。

 「あなたは私のすべて」「君は僕のすべて」。物語の舞台はイギリス北部ヨークシャーにある広大な高台<嵐が丘 (Wuthering Heights)>。この荒涼とした嵐が丘にある屋敷アーンショウ家の美しい令嬢キャサリン(マーゴット・ロビー)と、屋敷に引き取られた孤児ヒースクリフ(ジェイコブ・エロルディ)。身分の違うふたりは、幼少のころより心を通い合わせ、大人になると互いを求め激しく惹かれ愛し合う。だが永遠を誓った愛は、身分の違い、周囲の境遇、そして時代の渦に飲み込まれ、予期せぬ道をたどっていく…。

 本予告は、イギリス・ヨークシャーの広大な大地を背景に、身分の違いを越え、幼少期より心惹かれあうキャサリンとヒースクリフの姿が描かれる。“無邪気”に微笑みあい、そして大人の階段を上るにつれ、「もしお金持ちになったら何したい?」と、希望にあふれた未来を語り合う二人。

 映像ではその後、キャサリンの元を一時去ったヒースクリフが、“大人の男”として容姿を整え、あたかも王子様のように再び登場する印象的な姿が。ますます惹かれあい、愛を深めていく二人と、それを止めようとする周りの人間たち。最後は「キスしよう。二人の運命がどうなろうとも」というセリフで締めくくられている。果たして、二人の運命の行方は?心揺さぶられる映画体験を期待させる、情熱的な予告編となっている。

 そして本作をよりエモーショナルにしているのは、世界的ポップアイコンとして圧倒的な存在感を放つチャーリーXCX。2013年のデビュー以降、「I Love It」で世界的ブレイクを果たし、2024年にはアルバム『BRAT』が“ブラット・サマー”現象を巻き起こすなど、ミレニアル&Z世代を代表するアーティストとして確固たる地位を築いてきた。その評価は音楽界でも高く、第67回グラミー賞では9部門にノミネート、3部門を受賞するなど、現代ポップシーンの中心に立つ存在として広く認められている。

 本作では、チャーリーXCXが映画全体の音楽世界を包括的に手がけ、物語に宿る激しさと儚さを鮮烈な情感で描き出した。脚本を読んだ瞬間に強い衝動が生まれたと語る彼女は 「脚本を読んで、すぐにインスピレーションが湧いてきて、この世界観に寄り添う楽曲を1曲ではなく、複数作り始めたの。前作のアルバム制作で深く潜っていたところだったから、まったく新しい、真逆の世界へ飛び込めることにワクワクしたわ。『Wuthering Heights』と聞いて思い浮かぶのは、情熱と痛み、イングランド、荒野、泥と寒さ、そして執念と強さだった」と、その制作背景を明かす。

 チャーリーXCXが本作のために生み出した楽曲のひとつで、「Can’t breathe without you(あなたがここにいないと息もできない)」と歌う『Chains of Love』は、理性では抗えない “究極の愛”という本作のテーマをエモーショナルに表現。本予告にも使用されている同曲は、映像に深い余韻と激しさを与え、ストーリーをさらに高い次元へと押し上げている。

 本ビジュアルは、キャサリン役のマーゴット・ロビーとヒースクリフ役のジェイコブ・エロルディの顔が近づき、今にも口づけを交わそうとする姿を捉えたもの。下には「世紀のラブストーリーが幕を開ける」という情熱的なコピー、さらに「なぜ置いて行ったの」「なぜ信じてくれなかった」というダブルコピーが添えられ、二人を取り巻く複雑な状況を示唆している。

 映画『嵐が丘』は、2026年2月27日より全国公開。

映画『嵐が丘』予告編

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