ドラマ版『がんばっていきまっしょい』放送20周年 全員若かった! ボート部員キャストの今
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2005年に放送されたドラマ『がんばっていきまっしょい』(フジテレビ系)が放送されて今年で20周年。愛媛県松山市の美しい自然と、ボート競技に挑む女子高校生たちの青春を描いた作品で、今月よりNetflixでも配信がスタートしている。今回はそんな同作でボート部部員たちを演じた若手キャストたちの20年の軌跡をまとめた。
【写真】全員若かった!『がんばっていきまっしょい』ボート部員キャストの現在
■圧倒的な映像美で表現される愛媛の自然
■ 鈴木杏
ドラマ版の主人公で、ボート部を立ち上げてキャプテンとなる篠村悦子を演じたのは、鈴木杏だった。
児童のころから子役として活動していた鈴木は、2000年の大塚製薬「ポカリスエット」のCMで注目を集めた。その後も多くの作品に出演し、2011年6月公開の主演映画『軽蔑』では初のフルヌードに挑戦した。2021年には、一人芝居『殺意 ストリップショウ』での演技で第28回読売演劇大賞の大賞と最優秀女優賞を受賞。今年は1月期にバカリズムが脚本を手がけた話題のドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系)に、市川実日子演じるヒロインの幼なじみ役として出演し、コミカルなやり取りでお茶の間の人気を博した。
■ 錦戸亮
悦子の幼なじみで男子ボート部員・関野浩之を演じたのは、当時アイドルグループ、NEWSと関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)に掛け持ちで所属していた錦戸亮だった。
錦戸と言えば、本作の約3年後にドラマ『ラストフレンズ』(フジテレビ系)で恋人への強烈な束縛にDV、さらに衝撃の最期を迎える宗佑を怪演し、注目を集め、数々の賞を受賞。その後はNEWSを脱退して関ジャニ∞での活動に専念するが、2019年9月には関ジャニ∞も脱退。ジャニーズ事務所を退所し、シンガーソングライターと俳優として活動を開始した。昨年は話題のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)に出演。来年1月からドラマ『嘘が嘘で嘘は嘘だ』(フジテレビ系)に出演予定だ。
■ 田口淳之介
学年一の男前で秀才・中田三郎役を演じていたのは、当時NEWSメンバーだった内博貴だが、未成年飲酒で補導されたことにより降板。急きょ第4話より代役として白羽の矢が立ったのが、当時アイドルグループ・KAT-TUNメンバーだった田口淳之介だった。
KAT-TUNとしてその後デビューを果たすも、2016年3月末でグループを脱退するとともに、ジャニーズ事務所を退社。現在はタレント活動やYouTuber活動をするかたわら、2022年3月に協会のプロテストに合格し、プロ雀士デビューを果たしている。以前にはYouTube配信の対局で現役のMリーグ選手らと対局したこともある。

