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「難しいけど、引き込まれる」「深読みが止まらない」 『シナントロープ』クライマックスに向けた見逃し厳禁ポイント4選

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■キーパーソンは“謎の泥棒老紳士”インカアジサシ

 第1話で折田に命令された久太郎がシナントロープを襲った際に、騒ぎに乗じてレジの金を盗み出した老紳士も要注意のキャラクター。第1話以降、何度も登場し、そのたびにスリや置き引きをしていた彼は、水町から“インカアジサシ”と命名される。

インカアジサシ (C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会
 スーツ姿にカイゼルひげという特徴的なヴィジュアルの彼がフィーチャーされたのは、都成がデリバリーのためにホテルを訪ねる第8話。そのホテルは折田の潜伏先のひとつでもあり、なおかつそのホテルにはシマセゲラから新たな脅迫状が届いていた。さらに同じホテルには、水町から“ハシビロコウ”と名付けられた従業員の志沢(萩原護)が、意中の女性・忍(高梨みちる)に会うために滞在していた。

志沢(萩原護) (C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会
 忍からメッセージアプリを通じて、ホテルの内線で電話をかけるよう促された志沢。指定された部屋に電話をして「月がきれいですね」と話しかけたところ、出たのは折田の部屋で作業をしていた龍二。この電話をシマセゲラからのメッセージと誤解した龍二は思わず殺気立つ。

 その頃、都成は水町からの指示で、デリバリーのためにホテルに向かう。そこで、シマセゲラを特定すべく奔走する龍二と遭遇し、そのまま捕えられてしまう。龍二と久太郎から問い詰められる都成。そんな張り詰めた雰囲気の部屋に突然入ってきたのは“折田の指示で来た”という清掃員。その清掃員は、龍二と久太郎がシマセゲラを探すために部屋からいなくなると、映像記憶能力を持つ都成に、机にあったリストを暗記するよう指示する。この清掃員こそがインカアジサシだったのだ。

(C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会
 そして週をまたいだ第9話冒頭、インカアジサシは都成の映像記憶能力が1日限定だと指摘し、暗記したリストを今すぐ紙に書き写すよう要求する。都成が言われた通りに書き写したリストについて、インカアジサシは”弱みを握られた人たちのリスト”と表現する。

 一部の視聴者は、インカアジサシが都成の能力について詳しく知っていることに注目。ネット上の考察の中には、インカアジサシが水町の祖父であるという説や、志沢も巻き込んだホテルでの騒動を、水町が仕組んだのではないかという意見も(志沢にホテルを紹介したのも水町)。第4話に登場した忍に一目ぼれした志沢のために、水町は代わりに連絡先を交換してあげた。そして第8話では忍本人は姿を見せず、志沢とのやりとりはメッセージアプリのみ…。こうした点から、水町が忍のふりをしているという説には信ぴょう性があるといえる。

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■龍二&久太郎の“琉球コンビ”も不穏…

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