『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は“大人の可能性”を教えてくれた 鮎美&勝男のラストに「幸あれ!」
今期、もっとも支持されたドラマと言ってもいい『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS)が全10話で終幕。雨の別れにはじまり、晴れの旅立ちで終わった物語だった。もちろん演技に裏付けされたものなのだが、とにもかくにも、海老原勝男を演じた竹内涼真が愛らしかった。そして難しい役を繊細に演じきった、山岸鮎美役の夏帆はやっぱり素晴らしかった。特に最後の2人の会話から、初回の鮎美の「分かってほしいとも、もう思わないかな」の真意が伝わった気がした。

