祝・89歳 同じに見えて同じじゃないモーガン・フリーマン8選
アメリカの名優モーガン・フリーマンが、今月1日で89歳を迎えた。ときに主人公の頼れるメンターに、ときに皮肉屋な相棒役に、ときに思慮深い指導者役に扮し、何十年にわたりスクリーンを彩り続けるフリーマン。現在も、出演する人気シリーズ第3弾『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』が日本公開中だ。ところで、そんなフリーマンは多くの作品で同じような短髪にほとんど特殊なメイクを施さず出演している。そこで今回は、彼が出演した8作の場面写真を並べた。あなたはこの8作品を見分けられるか!
【写真】何作分かった? モーガン・フリーマンの出演した名作の数々
(1)『ミリオンダラー・ベイビー』(2004) クリント・イーストウッド監督
写真提供:AFLO
アカデミー作品賞に輝いたイーストウッド監督によるボクシング映画の名作。ヒラリー・スワンク演じるボクサーのヒロインを待ち受けるあまりに壮絶なクライマックスは、一度見たら忘れられなくなる。主人公フランキー(イーストウッド)の親友でジム管理人のエディを演じたフリーマンも同助演男優賞を受賞した。見分けポイントは、フランキー演じるモーガンの変色した右目。エディは元ボクサーで、試合中のケガが元で片目を失明している役どころだった。
(2)『セブン』(1995) デヴィッド・フィンチャー監督
写真提供:AFLO
『ファイト・クラブ』と並ぶ90年代のフィンチャーの代表作となるサスペンス。フリーマンは、相棒ミルズ刑事(ブラッド・ピット)と共に連続猟奇殺人事件の犯人を追う刑事サマセットを演じた。ポイントはおしゃれなハットと、いかにも“刑事”なベージュのトレンチコート。ちなみに、本作で当初ミルズのオファーを受けていたのはデンゼル・ワシントンだったのは有名な話。ブラピ扮するミルズも素晴らしかったが、もし新旧の実力派黒人俳優のバディ映画になっていたら…その作品も少し観てみたかったかも!?
(3)『ドライビング Miss デイジー』(1989) ブルース・ベレスフォード監督
写真提供:AFLO
本作は、フリーマンが運転手に扮している姿で簡単に見分けられるかもしれない。公民権法が施行される以前のアメリカを舞台に、黒人の運転手・ホーク(フリーマン)と、教師を引退した老婦人デイジー(ジェシカ・タンディ)の心の交流を描くハートフルな作品。アカデミー賞9部門にノミネートされ、主演女優賞を当時80歳だったタンディが受賞した。こちらは同賞の受賞最高齢記録であり、30年近くが経った今なお破られていない。
(4)『インビクタス/負けざる者たち』(2009) クリント・イーストウッド監督
写真提供:AFLO
こちらも、緑のポロシャツ姿がサービス問題だったかも? フリーマンが独立した南アフリカ初代大統領ネルソン・マンデラを演じ、自国開催のラグビーワールドカップでの代表チームの快進撃を描いた感動の実話。本作、実はフリーマン本人の発案だった。マンデラが自伝を出版した際に「映画化されるなら誰にあなたを演じてほしい?」と聞かれ、フリーマンを指名。これをきっかけに二人の交流が生まれ、フリーマンは映画化権を買うと、自ら直々にイーストウッドに監督を依頼したという。そうした並々なる思いで実現した本作により、フリーマンはアカデミー主演男優賞にノミネートされた。

