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剛力彩芽と栗原類は、漫画・小説の実写化作品への出演なぜ多い?

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 「結局、原作にある世界観、設定をどう実写に反映するかは、その参考になるキャラクターの本質はなにか、だと思います。例えば、剛力さん演じる清玄は、(原作のもう1人の主人公)シエルではありません。ですが、どちらもセバスチャンが仕える人物であり、無関係ではいられません。そこで、原作のシエルが持つ重要なキャラクターの要素である“永遠の少年性”、つまり、妥協せず、正義や信念をずっと持ち続けるという、その大事な要素を清玄の外見的な部分で表現するには、永遠に年を取らない、“少女が少年を演じる倒錯性”が必須だろう、と。だからこそ、女が男装しても違和感を覚えない、剛力さんがピッタリだったんです」。

 栗原については、「彼がこの『黒執事』の世界観に合わないと思う人はいないんじゃないでしょうか」と、松橋氏は断言する。「西洋と東洋の入り混じったゴシック調の近未来世界に、“いればハマる”存在です。また、ストーリーを構築する上でシリアスな部分を強調せざるをえないのですが、原作を好きな人は、そんなシリアスな世界の中のコミカルな部分が好きなはず。彼には主に、そのコミカルな部分を担当してもらい、かつ耽美な世界を表現する上で欠かせないキャスティングでした」。

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