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ヒットは確実!? 2015年は国民的人気キャラの映画が続々公開

映画

7月4日公開の『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』
7月4日公開の『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』(C)2014 Aardman Animations Limited and Studiocanal S.A.

 今年は『劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス』、『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』(公開済み)、7月4日公開の『映画ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』、11月に『リトルプリンス 星の王子さまと私』、12月に『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』といった具合に、幅広い世代から長きに渡って愛される国民的キャラクターを題材とした映画が、多く公開される。なぜなのだろうか。その背景を探った。

【関連】2015年の人気キャラ映画作品<フォトギャラリー>

 上記以外にも、毎年定番の『ドラえもん』、『名探偵コナン』、『クレヨンしんちゃん』、『ポケット・モンスター』、『プリキュア』、『仮面ライダー』、スーパー戦隊シリーズ等に、『しまじろう』、『プリパラ』、『ドラゴンボールZ』、『きかんしゃトーマス』、『ミニオンズ』、『妖怪ウォッチ』など、シリーズ化が期待される作品が加わり、2015年はキャラクター映画大盛り上がりの様相を呈している。

 映画関係者は、「全年代がターゲットとなりうる作品で、ムーブメントを起こす作品の多くは、あらゆる年代が楽しめるという強みを持っている」と、キャラクター映画について話す。また、キャラクター映画の中心は子どもであっても、子どもだけで映画館へ行かすわけにもいかず、親も同行となれば、キャラクター映画は、自然とファミリー映画になる。実写等に比べると、簡単に興収を増やすことができるため、必然的にキャラクター映画の配給が多くなるわけだ。さらに、昨年は『アナと雪の女王』が254.8億円を記録し、ブームになることの強さを見せつけた。

 「キャラクターものは、安心してメディアも取り上げることができるので、上昇気流に乗ればムーブメントになる可能性が高いでしょう。例えば、『テッド』はブームとなり、最終的な興収が43億円となりましたが、同じくブームになっている『妖怪ウォッチ』は興収70億円と、大きな差があります。また、『アナ雪』の大ヒットをみても、子どもが一緒に観に行けるというのは、シネコン攻勢の時代にマッチしており、ヒットの法則と言えるのかもしれません」

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