クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

どんな教材より楽しい! “経済”を知りたい人が観るべきドキュメンタリー映画

映画

経済をいちから学びたい人、まずはドキュメンタリーを見よ!
経済をいちから学びたい人、まずはドキュメンタリーを見よ!(C)AFLO

 乱高下する株価、円高、原油安、マイナス金利の導入など、日々、経済は目まぐるしく動いている。これらはニュースや新聞で取りざたされるため、“いま”を把握している人は多いだろう。だが、原因や理由を考え、その先を読もうとするなら、経済の仕組みを把握することは必須。しかし、それが難しい!しかも、相当な時間を要する。だからこそ、映画から学んでみてはいかがだろうか。いい教材、いや作品がたくさん揃っている。

【関連】 経済を学べる映画<フォトギャラリー>

 まずは、第83回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』から。この作品では、アメリカの金融業界の歴史を学びながら、リーマン・ショックが起こった背景“サブプライムローン”について、詳しく知ることができる。正統な経済ドキュメンタリーと言えるだろう。

 一方、違った角度からリーマン・ショックを扱い、経済をエンターテイメントに昇華させているのが、『ボウリング・フォー・コロンバイン』のマイケル・ムーア監督による『キャピタリズム ~マネーは踊る~』だ。こちらは、これまでのムーア監督作同様、かなり個人の主張が強いが、こういう考え方もあるのかぁと楽しんでもらいたい。

 そして、より幅広い視点で経済を捉えるためおさえておきたいのが、『ヤバい経済学』と『幸せの経済学』の2本。両作とも難しい言葉は一切出てこず、『ヤバい~』では“名前が人生に及ぼす影響とは?”“不動産の売却時期はいつがいい?”といった、多くの人が知りたいネタを、膨大なデータと経済学的アプローチによって解き明かし、『幸せの~』では農業やエネルギー政策、コミュニティの在り方等、多くの事例から、ローカリゼーションを提案していく。

 また、こういったドキュメンタリーを土台にしておけば、新作『マネー・ショート 華麗なる大逆転』を筆頭に、ケヴィン・スぺイシー主演の『マージン・コール』、ウォール街を舞台にした『ウォール・ストリート』、スリリングなドキュメンタリー『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』など、経済ネタが登場するからと構えてしまいそうな作品でも、専門用語に悩まされることなく物語に入り込みやすい。もちろん、実生活でも経済知識は役に立つ。まずはドキュメンタリーから、経済映画を楽しんでみてはいかがだろうか。

<“経済”を知りたい人が観るべきドキュメンタリー映画>
・『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』(11)
・『キャピタリズム~マネーは踊る~』(10)
・『ヤバい経済学』(11)
・『幸せの経済学』(11)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る