ドラマにも“不倫ブーム”の兆し? 栗山千明&前田敦子は女性の支持を得られるか
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一方、前田敦子が主演し話題となっている『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS系/4月20日スタート)は、二股や不倫をテーマに、若い女性たちの「せきらら」な恋愛観や仕事の悩みを描いた作品。
前田演じるゆり子は、男を信じることができず、恋愛をするときに「彼氏を二人作る」というルールを作っていた。ある日、政治記者に抜擢されたゆり子は、ライバル社の小津翔太(新井浩文)と出会い、小津が気になりだすゆり子だったが、小津は既婚者だった…。
本作で注目したいのは、リアルさだ。政治記者という設定や独特のルールを持つ女性という、身近ではない設定ではあるが、そこで語られるゆり子の言葉が、女子たちが日頃、思い悩んでいることにぴったりくれば、共感を得ることができるだろう。二股や不倫を描いていたとしても、女性からの高い支持を集めることができるのだ。
はたして、4月スタートのドラマたちは、女性からの支持と共感を集めることができるのか。第二の『昼顔』となるのか、注目したい。(文:嶋田真己)