ゴシップでは人気は持たない? SNSを制する者がハリウッドのスター街道を制す

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今、ジョニー・デップとアンバー・ハードの泥沼離婚劇の行く末が全米の注目を集めているように、ハリウッドスターと切っても切れないのがゴシップ。かつては、ゴシップ誌がパパラッチを雇ってスクープをすっぱ抜かせる、パパラッチが撮ってきたものをゴシップ誌が購入するというルートが一般的だった。しかし、ここ数年、その流れが変わりつつある。その背景に潜んでいるのが、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の存在だ。
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代表的なSNSと言えば、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムの3つ。これら全てを駆使しているセレブもいれば、どれか1つを利用しているだけ、始めてみたけどまったく更新せずに放置など、その使い方はスターによって異なっている。
例えば、フェイスブックのファンがもうすぐ1億人を突破する『ワイルド・スピード』のヴィン・ディーゼルは頻繁に更新することで知られ、自ら“宣伝マン”となり最新作の舞台裏もよくアップするため、映画の最新情報を知るにはフェイスブックは欠かせない。一方、インスタグラムで8700万超のフォロワーを有するセレーナ・ゴメス、8300万超のテイラー・スウィフトは、インスタグラムにプライベートの模様をガンガンアップしている。
そう、街を歩いていれば、どこかの誰かに「いた!」とつぶやかれ、恋人と一緒ならパパラッチされと、結局、私生活を隠せないのだ。だったら、と正しい情報を自らが流していく。パパラッチにつけ回されたくないから、生まれたばかりの長女の写真をインスタグラムにアップしたチャニング・テイタムなどは、最たる例と言えよう。そのほか、セレブ同士がツイッター上でバトルを繰り広げるのは日常茶飯事だし、ヴァネッサ・ハジェンズが何気なくアップした写真から法律違反の行為が発覚したりなど、SNSにまつわる逸話は限りない。思わぬ事態を招くこともあるが、SNSを活用することで、自分がメディアとなり情報発信し、人気を獲得できる時代なのだ。