Z・エフロン主演『HSM』が10周年!ディズニー・チャンネルが贈るテレビ映画の魅力

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ザック・エフロン、ヴァネッサ・ハジェンズ、アシュリー・ティスデールといった多くの若手スターを輩出した『ハイスクール・ミュージカル』(以下『HSM』)が10周年を迎える。『HSM』といえば、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー(以下、DCOM)の名作中の名作で、日本でもティーンを中心に絶大な人気を獲得した。そこで、今回は『HSM』10周年を記念して、DCOMの魅力について改めて迫っていきたい。
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DCOMとは、ディズニー・チャンネルが作るテレビ映画の総称で、その歴史は古く、第1作『Under Wraps(原題)』がアメリカで初めて放送されたのは19年前の1997年10月。日本で初めて放送されたのは、3作目の『ブリンク!スケート対決』からで、最新作『ベビーシッター・アドベンチャー』まで100作品も放送されてきた。
そして、DCOMを語る上で欠かせないのが、前述の『HSM』の存在。剛力彩芽やぺこなどファンを公言している有名人も多く、世界的に大ブームを巻き起こし社会現象とまでなった。物語はバスケ部の人気者トロイと、優等生のガブリエラという正反対の高校生2人が、パーティーで歌うことの楽しさを知り、学校のミュージカル・オーディションを一緒に受けるところから始まる。恋に友情に、勉強にスポーツにと、ティーンに必要なものが全部つまった王道の青春映画であることはもちろん、ミュージカル部分は“ディズニーらしさ”を感じることができるアップテンポでリズミカルなものが多く、思わず口ずさんでしまう。
2006年に初放送された同作は、第58回プライムタイム・エミー賞で6部門にノミネートされ、2部門で受賞。サウンドトラックはビルボードのアルバムチャートのみならず、年間セールスでも1位を記録した。そして、2007年の『ハイスクール・ミュージカル2』、2009年の『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』と続編も大ヒットを記録し、今なお根強いファンから支持され続けている。