スピルバーグ×ファンタジー映画は最強!? 映画『BFG』で描きたかったものとは
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また、スピルバーグの右腕的存在の脚本担当、メリッサ・マシスン(『E.T.』でも脚本を担当)は、ソフィーとBFGの絆について「パートナーとして前に進もうと思った瞬間から、お互いを心から大好きになるんです。これは素晴らしくもささやかなラブ・ストーリーです」と“ラブ”という言葉を使って表現した。
そう、スピルバーグと言えば、『E.T.』をはじめファンタジーという装置を使ってラブを描く天才で、本作にも、その大きなラブをビシビシ感じられるような仕掛けが満載なのだ!実力派俳優のマーク・ライランスが、しわくちゃの“やさしい巨人”BFGをパフォーマンス・キャプチャーによって熱演しているのだが、実際に作品を見てみるとこのおじいちゃん巨人からとてつもないラブを感じる。語弊を恐れずにいうと実にかわいい!そして、癒される。「おじいちゃん萌え」の女性は、マークの演技だけで一見の価値があるかも?また、人間と巨人の世界の対比を描くために、巨大セットや小道具もリアルなものが創られおり、BFGがソフィーにお部屋を用意してあげるシーンでは、思わずミニチュアハウスに夢中になった子どもの頃を思い出して、キュンキュンさせられた。
決して妥協せず、世界中から求められる期待値を超え続けてきたディズニーとスピルバーグ。相性抜群の最強タッグにより生まれた、新たな伝説、新しい時代の『E.T.』をぜひスクリーンで目撃しよう!
映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)全国公開。