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実在する幽霊屋敷「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」の歴史と今

映画

カリフォルニア州サンノゼに存在する世界的に有名な幽霊屋敷「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」(本物)
カリフォルニア州サンノゼに存在する世界的に有名な幽霊屋敷「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」(本物)

 今月29日に日本公開される『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』は、実在する豪邸を舞台にしたホラー映画。撮影はオーストラリアに作られたセットで行われたが、本物の家は北カリフォルニアのサンノゼにある。映画のストーリーはフィクションながら、ヘレン・ミレンが演じるサラ・ウィンチェスターが、生前、永遠に建築工事を続けたこの奇妙な家には、呪われているという噂が昔からつきまとってきた。

【写真】本物の「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」外観と部屋の一部

 サラの夫は、オリバー・ウィンチェスター。コネチカット州の大手銃製造会社ウィンチェスター社のオーナーだ。同社のライフルは、西部開拓時代から、さまざまな戦いに使われてきた。夫が亡くなり、サラが会社を引き継いだ時、幹部は彼女の精神状態が会社を経営するにふさわしくないのではと疑い、診断のため、医師エリック(ジェイソン・クラーク)を送り込む。

 初めて訪れたエリックが驚くのももっともで、この屋敷は、常識を超えた、とてつもなく大きく、豪華で、同時にちぐはぐな家だった。19世紀の末という時代なのに、この家は7階建てで、エレベーターも3つあるのだ。部屋数はこんなに必要なのかというほどあるが、サラが設計計画をきちんと立てることないままに思いつきで増築を重ねたため、バランスが取れておらず、迷路のよう。2016年には、新たに屋根裏にもうひとつ部屋が見つかったりしているから、持ち主ですら、正確に把握できないほどだったということである。

 サラが家の建築工事をやめなかったのは、霊媒師の言葉に従ったからだ。夫の死後、不幸な出来事が続いたのは、自分たちの武器のせいで死んだ人々に呪われているからだと信じたサラは、アメリカ東部から西部に引っ越し、霊のために部屋を建て続けることに決めたのである。1884年に彼女が買った時、その家は、ごく普通の、農園の中にある2階建て一軒家だった。サラが亡くなった時、持ち物は遺書通りに姪と秘書の手に渡ったが、家に関しては何の指示もなかったため、競売に出されることになる。今日、家を所有するウィンチェスター・インベストメンツ社は、この時競り落としたブラウン夫妻の子孫の会社だ。

 この家は現在、「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」として、カリフォルニアの歴史建築物に指定され、一般公開されている。65分のツアーでは、160室のうち110室を歩き、上った先に天井しかない階段や、開けたら壁しかないドアなど、へんてこなディテールを見学できるそうだ。敷地内には銃の歴史博物館やアンティーク博物館、ヴィクトリア式の庭園もある。

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