気になる出来栄え! 実写版『アラジン』に期待すべき5つのこと
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■(4)実写版で最も深く描かれる王女ジャスミン
ジャスミン役のナオミ・スコット(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
アグラバーの王様が何よりも大事にしているのが王女ジャスミン。アニメ版のジャスミンは、主張はするものの自分ではどうすることもできないことに悩む女性として描かれた。今回の実写版では、アラジンへの恋心とともに、国を治める王の娘として国民の幸せを願う自立した女性として描かれる。アニメ版ではソロのミュージカル曲が用意されなかったが、今回は「スピーチレス~心の声」という彼女の決意を歌った新曲もあり、登場キャラクターの中で最も掘り下げられる人物になるだろう。そんな実写版ジャスミンを演じるのは、ナオミ・スコット。2017年公開のハリウッド版戦隊ヒーロー映画『パワーレンジャー』のピンクレンジャー役で知られ、現在ハリウッドで最も注目されている女優のひとり。出身地であるイギリスでは歌手としても活動しており、その歌声にも注目だ。
■(5)実写ならではの豪華絢爛なミュージカルパートに期待
名曲がズラリと並ぶミュージカルパートの実写化も期待は大きい。主人公アラジンの登場曲でもある「一足お先に」で繰り広げられるアクション、ジーニーの超絶七変化「フレンド・ライク・ミー」のウィルならではのアレンジ、そして「アリ王子のお通り」の豪華絢爛なパレードなど見どころは盛りだくさん。そして、やはりディズニーアニメ随一と言っていい名曲「ホール・ニュー・ワールド」にはファンならずとも大いに期待するところだろう。新しいアラジンとジャスミン、そして魔法のじゅうたんによる、とびっきりの躍動感と映像美を見せてくれるはず。そこに前述したジャスミンの新曲も加わって、2時間8分の上映時間はあっという間に過ぎること間違いなしだ。
27年という歳月を経て、ついに実写化となった『アラジン』。ディズニー史上に残る傑作が実写化でどのように生まれ変わるのか。ぜひ劇場で目撃してほしい。(文:稲生稔)
映画『アラジン』は6月7日より全国公開。
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