『カムカムエヴリバディ』川栄李奈&本郷奏多が明かす、オーディションの思い出
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現在放送中の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。昭和から令和に至る時代を、ラジオ講座と共に歩んできて祖母、母、娘という3代に渡る親子の100年間を描く壮大な物語も、いよいよ終盤に差し掛かった。深津絵里演じるるいの娘・ひなたとして作品に登場する川栄李奈、そしてひなたと恋模様を繰り広げる若き時代劇俳優・五十嵐文四郎を演じる本郷奏多が、作品のトリを務める意気込みを語った。
【写真】3代目ヒロイン・ひなた役の川栄李奈、若き時代劇俳優・五十嵐文四郎役の本郷奏多 撮り下ろし写真
何をやっても長続きしないひなたは、まるで自分を見ているよう
川栄李奈
――安子編では安子と稔、るい編ではるいと錠一郎とのキュンキュンするような恋模様が描かれていますが、ひなたと文四郎はどんな雰囲気の恋が描かれるのでしょうか?
川栄:私もオンエアを観ていて、安子さんとるいちゃんはキュンとする恋模様だなと感じていましたが、ひなたと五十嵐さんは、キュンキュンもありますが、どちらかと言うともっと元気な感じの恋愛模様だと思います。
本郷:時代が現代に近づいてきているので、これまでの安子さんのような古き良き時代の女性というよりは、ひなたはもっと前に出てくるような感じなので、どちらかと言うと子どもっぽいやり取りが多いですね。その意味で2人の掛け合いを楽しんでもらえたらと思います。
――それぞれが演じるキャラクターの魅力と、自分と似ている部分を教えてください。
川栄:ひなたは一生懸命だけれど、なかなかうまくいかないような不器用な女の子。でも、だからこそ応援したくなるような魅力があると思います。共通点は、何をやっても長続きしないところ。まるで自分を見ているようです(笑)。
本郷:僕が演じる五十嵐は、時代劇スターを夢見て頑張っている男の子です。ひょんなことでひなたと出会うのですが、ひなたに対してなんかライバル意識を持っているというか…なかなか意地悪なんです。でも、その不器用さみたいなものが、応援したくなるキャラだと思います。共通点に関しては、僕は割と器用に世の中を渡り歩いてきたタイプだと思うので、違うなと思いつつも、仕事に対して真面目な部分は似ているなと感じています(笑)。