マイケル・ベイ「僕がやっているのは“死にゆく芸術”」 リアル・アクションへのこだわりと進化
90年代、監督デビューからの2作品『バッド・ボーイズ』『ザ・ロック』で数多の車を実際に大破させ、その爆発をスローモーションで捉えるなどのアクの強い作風で異彩を放ち、観客を熱狂させたマイケル・ベイ。その後、『アルマゲドン』『パール・ハーバー』でメガ・ヒットを放ち、とうとう爆破させるだけでは飽き足らず、2000年代には車を変形(トランスフォーム)させた『トランスフォーマー』シリーズで巨匠スティーヴン・スピルバーグにも認められた男。だが、ハリウッドでは今、かつてベイが作ってきたようなリアル・アクション映画はめっぽう減り、時代はマーベルやDC映画をはじめとしたスーパーヒーロー映画が主流だ。ベイ監督はこの状況に何を思うのか。最新作『アンビュランス』でも文字通りのド派手アクションを連発したベイ監督に、話を聞いた。

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