赤楚衛二&町田啓太が語る 『チェリまほ』安達と黒沢から学んだこと
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――約1年半ぶりに『チェリまほ』の世界に触れられるとのことで、ファンからもかなり注目が集まっています。今回の映画でお2人が好きなシーンを教えてください。
赤楚:黒沢の心の声を、再び聞けるようになった点はファンの方に喜んでもらえるんじゃないかと思っています。ドラマとは違う、魔法を通したやり取りがあったりもします。
『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』安達役を演じる赤楚衛二
町田:僕は安達がたくましく成長した部分を見てほしいです。また、柘植(浅香航大)や湊(ゆうたろう)を含めて、キャストが再集結しているので、もうそれだけで楽しいんじゃないかなと思います。
赤楚:たしかに! 六角(草川拓弥)の間の悪さも健在ですしね。
町田:僕、4人が集まるシーンでの安達と柘植の会話がすごく好きだったんだよね。地元の友達くらい近い関係性じゃなきゃ成り立たない会話のテンポ感がすごくおもしろい。
赤楚:ありましたね。撮影中、僕の方から「なー」と相槌を打つだけの会話にトライしたりして。結局、始めた僕が途中でおもしろくなっちゃって断念しましたけど。
町田:そうそう! チャレンジしたのに「やっぱりやめておきます」って自己修正するところも含めておもしろかった。
――本作では初詣のシーンがありましたが、お2人は初詣の恒例となっていることはありますか?
町田:僕は実家で家族と行くことが多いんです。でも今年は地元に戻れなかったので、実は映画の中での初詣シーンが、僕自身としての初詣になりました。
赤楚:僕は恒例行事あります。地元の男友達と集まって、アイスクリームを食べながら、友達の家で映画『花より男子ファイナル』を見て、カラオケで熱唱してから、熱田神宮に行くんです。
町田:なんで? 誰かが映画『花より男子ファイナル』のすごいファンとか?
赤楚:気づいたら男だけで毎年見るのが恒例になっていました(笑)。ちょうど、4人で集まることが多いので「かっこいいな〜」って言いながら、それぞれがF4のマネをするんです。でも、このご時世ということや、周りの友達が結婚し始めたというのもあって、予定が合わなくなってしまって…最近はできていないんです。