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“全力だった”芸能活動10年・岡崎紗絵、成長の秘けつは「できないときにちゃんとへこむ」

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デビュー10周年 岡崎が大切している“ネガティブノート”とは

――2012年にデビューし今年が10周年の岡崎さん。デビュー当初から今日に至るまで、ご自身の中に変化はありましたか?

岡崎:デビュー当初は、もらったお題を返すことが精いっぱいで、そこを超えて自分のものを出すのが難しかったのですが、最近は「今、自分がどうするべきか」「どういうふうにしたいか」を考えられる余裕が少しずつ出てきました。


――それはいつ頃からですか?

岡崎:『猪又進と8人の喪女〜私の初めてもらってください〜』(2019年放送/カンテレ)でヒロイン役をやらせていただいたときですかね。それまでは「こうしたい」と思うアイディアは生まれても、なかなか実行できなかったのですが、自分の考えを持って演技をできるようになったのはその頃だったと思います。

――仕事に対する意識が変化したのと同様に、周りの方から求められることも変化していったのではないかと想像します。相手からの要求に対しては、どう向き合ってきましたか?

岡崎:この10年は、もうとにかく全力で正面から受け止めてきました! ただ、できないことも多いので、指摘されたことができないときにはちゃんとへこんでますね。その場では「頑張ります!」という姿勢を見せるのですが、自分の至らなさに悔しくなってしまって、家で「ああでもない」「こうでもない」と落ちるとこまで落ち込んでいます。

――落ちるとこまで落ち込む…どんな状況になるのでしょうか。

岡崎:消化しきれなかったことについて、ひたすら考えるんです。「どういうことがあって、自分はどうしたけど、どんなところがうまくいかなかった」ということをノートに日記のように書いています。そのノートは、すごいネガティブな内容なんですけど、自分的には、それも成長する過程なのかなって捉えていて、自分には必要なものなんです。

できない自分を正当化して「これは違う方向なんで」と切り捨ててしまうこともできるとは思うのですが、それは逃げだと思うんです。それに、もしその時流してしまって、また同じ壁にぶつかってしまったらと思うと、今考えておくべきかなと。もともと自分が納得しないと上がっていけないタイプなのもあって、1回しっかりと食らうことようにしています。


――最後に、今後演じてみたい役があれば教えてください。

岡崎:私、時代物の作品が好きなんです。特に『大奥』が大好きなので、そういうものに携われるように頑張ります!(取材・文:於ありさ 写真:松林満美)

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