“全力だった”芸能活動10年・岡崎紗絵、成長の秘けつは「できないときにちゃんとへこむ」
――岡崎さんは現在の恋人・尚紀と、高校時代の元恋人・深見、どちらが結婚相手としてふさわしいと思いますか?
岡崎:えー難しい! でも、尚くんはイヤですかね(笑)。さすがに彼女の誕生日は忘れないでほしいです。もし私がゆうだったら、メンタル的に来るだろうなと思いますし、ゆうの気持ちが爆発しちゃうのも納得です。それから、ゆうを頼りすぎているので、もう少し自分の足で立ってほしいなと…。ただ、尚くんへの不満に関しては、ゆうちゃんがいろいろやれちゃう人だからって、やりすぎちゃったのも原因かなと思っているので難しいですね…。
そう考えたら深見くんなんですけど、原作を読んでいると深見くんがゆうに合わせすぎているのではないかと心配になっちゃうんですよね。深見くんのまま無理をせず、フラットに過ごせる間柄になれたら理想かなと思います。
――ゆうちゃんがなんでもやってあげすぎた結果…というお話ですが、岡崎さんは相手に不満が生まれたとき相手にそのことを伝えられますか?
岡崎:注意するというよりも、たぶん「一緒にやろう」って言うと思います。押し付けるのではなく、できるだけ一緒にやってくれるように引き込むというか…。いつも当たり前のようにやるのは大変だと実感してもらうためにも、経験してもらうのが大事なんじゃないかなって。
――100点の答え! 尚紀と深見に限らず、岡崎さんが考える理想の結婚相手や結婚観について教えてください。
岡崎:正直、まだ結婚というものが現実的ではないので、あまり想像はついていないんですよね。ただ、お互いが寄りかかりすぎず、どちらも自立しているような関係性なら、長く連れ添っていけるのかなということは、今回の作品を通じて感じました。
尚紀がゆうに対して「洗濯して!」とか「ご飯作って!」というように、どちらかの役割になってしまっては、いつかどこかで爆発しちゃうと思うので、お互いに「自分のことは自分でやる」くらいの気持ちでいることが大切かなと。
――岡崎さんご自身は、恋人や結婚する人と長く良い関係でいるために、どんなことが大切だと感じていますか?
岡崎:尊敬する気持ちと相手を尊重する気持ちは持ち続けたいですよね。心配なことがあると干渉してしまう気持ちもわかるのですが、一歩引く力というか、なんでもかんでも相手に踏み込みすぎないのは大切なのかなって思っています。