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赤江珠緒、“未知の領域”ラジオと歩んだ「ドラマチック」な10年 産休明けは両立に悩みも

エンタメ

■産休復帰してすぐは子育てとの両立に悩んだことも



――10年生放送の毎日はかなりハードな日々かと思われますが、“しんどかったなー”という時期はありましたか?

赤江:体力的には、帯を2つやっているときは、毎日生放送に4時間半とられるし、準備の時間とかもあって、毎日おんなじ日々を繰り返すハードさはありました。でも、どうやっていいか分からないという新しい仕事の新鮮さもあったので、だんだんやってるうちに面白くなってきて。パートナーの皆さんに引っ張ってもらったり救われたりして、あぁ楽しいと思えるようになってきたんです。

それが、出産を経験して、産休から復帰してからのほうが…。そのころはもうお仕事はラジオだけに絞っていたので、仕事の時間は減らしてはいたんですが、高齢で出産したということもあってか、びっくりするくらい免疫が落ちて、すぐ風邪をひいちゃったり…。

また、今までテレビとラジオの2個仕事していたのを1個にしたから、そこに育児がきても行けるかな~と思ってるところがあったんです。でも、育児って思っている5倍くらい仕事が! “あれ? 2個を1個にしたつもりが6個になってる!?”みたいなところがあって…。どうやって回していこうかと、悩んで悶々としている時期もありました。

■珍獣ぞろいのパートナー スタジオは“放課後の部室”のような雰囲気

TBSラジオ『たまむすび』メインビジュアル (C)TBSラジオ
――『たまむすび』といえば、パートナーの皆さんとの掛け合いも最大の魅力ですが、それぞれ、赤江さんにとってはどんな存在でしょうか?

赤江:珍獣ぞろいですからね(笑)。

月曜のカンニング竹山さんは先生ですね。先生でもあり、プロデューサーであり、事務所の社長のような。人生経験豊富だし、ビジネス感みたいなものもある人ですし、すごく面倒見がいいんですよ。とことん親身になってくださいます。

山ちゃん(火曜の南海キャンディーズ・山里亮太)は、いとこ(笑)。ここはキチっと線引きしておきますが(笑)一緒の家では育ってはいないんですけど、会うとキャッキャキャッキャ遊んでる年下の子みたいな存在です。

大吉先生(水曜担当・博多大吉)はおかんですね。“ラジオをどうやっていいか分からない”とぼやいたときも、「赤江さん、ココが失敗したとしても、現世だめでも来世があります」と慰めて(?)くれたり、産休から戻る時に“前みたいに仕事をできるかどうか自信がない”と言ったら、「前も言うほどできてなかったですよ」とグサッとくることを言われたり(笑)。

レオレオ (木曜担当・土屋礼央)は、同じ大学のサークル仲間みたいな、そんな感じかな。もともと裏番組をされていて、いうなればライバルみたいな人だったんです。それが、途中から番組のパートナーになるだけでも負荷がかかるのに、しかもいろいろあった、真裏の番組に呼ぶというのは失礼じゃないかなって思ったりもしたのですが、やすやすと乗り越えて、なんのてらいもなくやってくれて。ビジネスよりも前の、学生時代みたいに盛り上がってくれる人ですね。


――『たまむすび』の皆さんは、学生時代のサークルの仲いいグループが先輩後輩集まっておしゃべりしてるような雰囲気がいいですよね。

赤江:そうですよね! それこそ、(以前レギュラーだった)ピエール瀧さんが放課後の部室みたいだなっておっしゃっていたんですが、プロデューサーに「もう帰りなさい!!!!」って言われるまで、放送後もダべっているようなこともあるんです。

――金曜ご担当の玉袋筋太郎さん、外山惠理アナウンサーはいかがですか?

赤江:玉さんは、番組の成長を最初から見守ってくれて、ずっと同じ時間を背負ってきてくださっている方。毎日のパートナーは“ラジオどうしていいか分からない”っていう私にもビシバシ容赦なくつっこんでくるんですけど、玉さんだけは「それでいいんだよ~」ってちょっと甘やかしてくれるところがあって、甘えています。

外山さんも、番組の形が出来あがった中に入ってきて難しい部分もあったと思うのですが、いろいろな経験をされてきているので、楽々とこのややこしい人たちにもビシバシやってくれる強さがありますよね。

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