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Chara、26年ぶりの演技に「歌っているときと芝居をしているときはあまり変わらない」

ドラマ

■『スワロウテイル』撮影時の大先輩との思い出



――阿部さん演じるミステリー作家“M”は、不慣れななかSNSを始める際「新しいことを始めるのに遅すぎることはない」という励ましがありました。Charaさんにとって本作に参加して、新しく得られたことはありましたか?

Chara:この作品に限ったことではないのですが、こうして取材を受けたりするのも新しい発見がありますよね。言葉って一度口から出たらひっこめることはできないけれど、残すことができるじゃないですか。話すことで意識していなかったことが印象づけられて「こんなふうに思っていたんだ」と気づくこともあるでしょ。

――コロナ禍での撮影だと思いましたが、表現というものは変わってきたと感じますか?

Chara:歌の世界でいうなら、一番悲しいのはみんなマスクをしているので、お客さんの表情が分かりづらいということ。あとは声のレスポンスや一緒にメロディーを奏でることもやりづらいですよね。でも配信という新たなものも広がったのは大きいですよね。この作品もそうですが、お家にいて好きな時間にライブも映画も楽しむことができることに初めて手を出した人も多かったのかなと思うと、そういう部分では悪いことばかりではないのかなと。


――Charaさんの演じる姿を、これからも観たいと思っている人もたくさんいると思います。

Chara:そうですかね(笑)。まあミュージシャンというのは独特の間や雰囲気がありますからね。『スワロウテイル』も「Charaのままで」って、ある意味、シードで出演したようなもので。そこはやっぱり“俳優”とは違うと思うんです。『スワロウテイル』で、大女優の桃井かおりさんと共演させていただいたんです。桃井さんは記者の役で、私が演じたグリコの楽屋に来た時、ある証拠を隠すために私が口のなかに入れて食べて、そのまま笑っちゃったんです。そうしたら桃井さんが「Chara坊、笑ってんだもん。女優だったらそんなことやらないよね」って(笑)。そういう部分では、ミュージシャンが作品に出ることで、なにかが生まれるかもしれませんね。

(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)

 ドラマ『すべて忘れてしまうから』は、ディズニープラス「スター」にて9月14日より独占配信。

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