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Sexy Zone・中島健人「アンバランスに生きたい」 25歳で選んだ“特化型”の人生

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timelesz(旧Sexy Zone)

■名だたる俳優陣との共演

 事務所の先輩であり、俳優としても唯一無二の存在感を確立する主演の二宮を筆頭に、共演者はそうそうたるメンツだ。中島自身、11月に開催された本作の完成披露舞台あいさつでキャスト陣を“俳優界のアベンジャーズ”と表現していた。

映画『ラーゲリより愛を込めて』より(C)2022 映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会(C)1989 清水香子
 「僕にとって、二宮くんも松坂桃李さんも、桐谷健太さんも安田顕さんも、ずっと共演してみたいと思っていた方々ばかりでした」と語る中島は、二宮との共演について「まずジャニーズの先輩と共演すること自体が新鮮でした。東山紀之さんとドラマで共演したことはあるんですけど、14年くらいジャニーズで活動する中で、そもそも僕は先輩と共演する機会が多くないんです」と振り返る。

 また、松坂桃李とは共通の趣味で意気投合したそうで、「桃李さんは僕と同じ1匹狼タイプな印象があったんですが、カードゲームが趣味という点で共鳴しました(笑)。話をしているうちに、桃李さんは無意識に僕のことを『ケンティー』と呼んでくださる瞬間もあって」と笑顔に。

 「愛称って自然に呼ばれるものだと思うし、自分で『こうやって呼んでください』と言うのなんて恥ずかしいじゃないですか。僕はずっと“桃李さん”と呼んでいたので、ふと桃李さんが『ケンティー』と呼んでくれた時は、なんだか報われたような気持ちで、うれしかったです。撮影後は桃李さんの部屋にお邪魔して、2人でカードゲームやお芝居の話をずっとしていました(笑)。こんな若像をお疲れのなか自分の部屋に迎え入れてくれた桃李さんの懐の深さには感謝ですね」。

■“丸刈り”や“ふんどし” アイドルとして挑戦的な姿

 本作では“丸刈り”や“ふんどし”といった、アイドルとしては挑戦的な姿も見せた上、極寒の地の抑留者という役柄にリアリティーを持たせるための大幅な減量にも臨んだという。

映画『ラーゲリより愛を込めて』より(C)2022 映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会(C)1989 清水香子
 「僕は不器用なタイプなので、全力でやるしかなかったんです。体重も2週間で10kgと大胆に落としたし、丸刈りも人生で初めてでしたが、覚悟を決めました」。

 中島は俳優であると同時にアイドルだ。ウィッグを用いて丸刈り姿を演じる選択肢もあったが、“全力”の中島にためらいはなかった。

 「20代もあと2年くらいということもあって、いろんな自分を見てもらいたいなという思いもありました。それに、出会った作品にはちゃんと敬意を払いたいなと思ったんです。丸刈りは全く怖くなかったし、鏡を見た時にも『意外といいじゃん』と思いました(笑)」。

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■「25歳が自分の中でターニングポイントでした」

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