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山崎育三郎、2022年は「デビューしてからの集大成」 第2章の幕開けにワクワク

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◆デビューしてからの集大成だった2022年 第2章の幕開けにワクワク



 本作で佐山のよき理解者で、右腕としてクリニックを支えている臨床心理士・向山和樹を演じる栗山千明とは、ドラマ『六番目の小夜子』(NHK)での共演以来、22年の付き合い。「『六番目の小夜子』のLINEグループではつながっているのですが、連ドラでの共演は久しぶり。やっぱりうれしかったですね」と笑顔を見せる。「役者の仲間というよりは、幼なじみみたいな感覚が近いですかね。子どもの時から知っているんで、深い話をしなくてもつながっているようなところがあって、安心感があるといいますか。女優さんとしてもベテランですし、素晴らしい役者さんで、頼りがいがあります」と久しぶりの共演を楽しんでいる様子だ。「千明ちゃんは、あの頃もう今くらいの身長だったんです。僕は声変わりをする前で小っちゃかったんで、見上げていたんですよね。今回共演して、見下ろす感じになって不思議な感覚です(笑)」。

ドラマ『リエゾンーこどものこころ診療所ー』トーク取材会に登場した(左から)松本穂香、山崎育三郎、栗山千明 (C)テレビ朝日
 12歳でのデビューから24年。「中学時代に千明ちゃんとドラマで共演した頃から、『やっぱりミュージカルが大好きだ!ミュージカルがやりたい!』と再認識したんですよね」と明かす。その後、進学などを経て2007年にミュージカル『レ・ミゼラブル』に出演してからは15年が過ぎた。この15年の歩みを振り返ってもらうと、「ミュージカルだけで30までは走り抜けてきたんですけど、1つ自分の中では、ミュージカルの世界で『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『モーツァルト!』『エリザベート』などで帝劇に立つという目標が20代でかなえられて。30代に入って、朝ドラ(『エール』)や大河(『青天を衝け』)、主演ドラマなどを経験させていただき、バラエティーでMCをやらせていただいて、ラジオももう5年になります。ほかにも、全国ツアーや日本武道館でコンサートをさせてもらったり、紅白にも出させてもらいました。“これだけはいつか!”というものを全部経験させていただきました」と感謝する。


 「自分の中では2022年は、自分がデビューしてからの集大成と捉えている部分があるんです。デビューした12歳が寅年で、24歳で帝劇初主演をさせていただき、昨年が36歳の寅年で節目の年。第1章が終わるみたいな感じ」と語る山崎。「2023年からは新しい出発な気がしていて、この『リエゾン』もそうですし、新作ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』での主演もあります。これまでは先輩たちが築き上げてきたものに憧れてやり続けてきたんですけども、これからは自分もそういうロングランヒットする作品を作っていくってことにシフトチェンジしていくというか、そんな作品にチャレンジしていきたいですね」とやる気に満ち溢れている。

 「フルオーケストラツアーもやらせていただくので、また大きい年になると感じています。なんとなく自分の中で第2章というか、ここまでやってきたことをベースに、また違う展開が待っているような感覚で、すごくワクワクしています」。そう楽しそうに、力強く語る山崎。新章の幕開けとなる『リエゾン』で、また新たな魅力を放つ姿を見せてくれそうだ。(取材・文:編集部 写真:高野広美)

 ドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』は、テレビ朝日系にて1月20日より毎週金曜23時15分放送(※一部地域で放送時間異なる)。

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