竹中直人、老いることもポジティブに 「ロマンチックだと思い込んで生きていこうと」
映画『アイアンマン』(2008)からスタートしたマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)は、この約15年で驚異的な成長を遂げた。フェーズ5に突入した現在のMCUは、映画のみならずドラマシリーズも展開中で、さらに宇宙、マルチバース、量子世界など、フィールドも大きく広がっている。そんな中、地球に足をつけた新ドラマシリーズ『シークレット・インベージョン』が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信中だ。主人公はアベンジャーズの創設者ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)で、あらゆる人物に“擬態”できる能力を持つスクラル人の“シークレット・インベージョン(地球侵略計画)”の阻止に挑む本格派サスペンス・スリラーとなっている。ニックの日本版声優は、『アベンジャーズ』(2012)から10年以上も担当する竹中直人が続投。今回クランクイン!は、竹中にインタビューを行い、まだMCUが浸透していない時代にニック役のオファーを受けた理由や、本作のニックにちなんで“老いるということ”についてなどを聞いた。

クランクイン! 写真:高野広美