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高畑充希、『バービー』吹き替えに「まさか自分が」 本作から受け取ったメッセージとは

映画

■芸能人であることに苦悩した時期も

――映画の中で、バービーが女の子の憧れの存在として描かれているシーンもありました。高畑さん自身は、幼少期どんな人物に憧れていましたか?

高畑:小さい頃は、ミュージカル俳優になりたかったので、ミュージカルスターたち、舞台上で歌って踊る人たちに憧れていました。

映画『バービー』より  (C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
――幼少期に憧れた俳優業に、実際に就いたからこそわかるギャップや難しい点はありますか?

高畑:メディアに名前が出るようになって、いろんな方に知ってもらえることで、動きの自由が制限されたなと感じた時期はありました。最近はうまく共存できるようになりましたけど、黙ってカメラを向けられたり身に覚えがない記事が出たり、そういうことに悩んだことも。

――それでもお芝居を続けたいと思うのは、やはり魅力があるからでしょうか。

高畑:楽しいんですよね。もちろんうまくいかないときはありますけど、舞台に立ってお芝居をしているときって「あ、生きてるな」って思えるんです。そんな仕事を見つけることができて、本当に幸せだなと思っています。


――現在の理想像があれば教えてください。

高畑:穏やかで品のある人に憧れています。気持ちがぐちゃぐちゃっとなったら「ダメだ、落ち着こう」って自分に言い聞かせるようにしているんです。日によって、すごく良い自分だった日もあるし、ダメな日もある。ダメな日でも「しょうがないな」と受け入れるようにしています。気圧とか天気に左右されちゃうこともありますからね。いつもベストな自分でいることは無理だけど、ブレたときに「こうありたいな」って思うものがある方が、自分を好きでいられる時間が長くなる気がして。いつも心がけるようにしています。

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■高畑充希、“芸能人”が向いていないと思う瞬間とは?

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