高畑充希、『バービー』吹き替えに「まさか自分が」 本作から受け取ったメッセージとは
女優の高畑充希が、グレタ・ガーウィグ監督作の映画『バービー』にて主人公・バービーの吹き替えを担当する。かねてからグレタ監督のファンだったという高畑は、本作を見て「絶対に大人が見た方がいい」と絶賛。本作の話とともに幼少期に憧れていた存在や、憧れられる存在であり続けることについて語った。
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■『バービー』は大人こそ見た方がいい作品
――バービー役の吹き替えを担当することが決まったときの気持ちを教えてください。
高畑:もともとグレタ監督のファンだったこともあって『バービー』の映画化が決まったときから絶対に見たいと思っていたんです。なので、まさか自分がバービーの声を任せてもらえるなんて、と大喜びでした。
――どうやってバービーの声を作り上げましたか?
高畑:マーゴット・ロビーのお芝居を見て、私達が思い描いている“バービー像”とあまり差がなかったことに感動しました。そこで、彼女の動きにできるだけなじめるようにと意識しながら声を当てていきました。
映画『バービー』より (C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
――作品を見た感想を教えてください。
高畑:絶対に大人も見た方がいいなと思いました。内容が「さすがグレタ監督!」という感じで。大人の女性、女の子の生きづらさを代弁してくれているような部分もありながら、ニヤッとしちゃうブラックジョークもたっぷり入っていたので男性も楽しめると思います。ぜひ先入観なしでいろんな世代の人に見てほしいです。
映画『バービー』より (C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
ーーたしかに、見る人によって面白みを感じるポイントが変わりそうですよね。この映画が伝えたいメッセージはなんだと思いますか?
高畑:いろんな人が、いろんな受け取り方をしていい作品だと思いますが、すごくシンプルに言うと“あなたはあなた。自分らしく”というメッセージを私は受け取りました。もちろん男性だから女性だからというテーマ性も含んでいますが、それぞれが生き方や個性を見出していく様子はすごく清々しかったです。