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高畑充希、『バービー』吹き替えに「まさか自分が」 本作から受け取ったメッセージとは

映画

■高畑充希、“芸能人”が向いていないと思う瞬間とは?

――一方でご自身がファンの方から憧れられる存在でもあると思います。憧れを持たれることに対して、嬉しさややりがいを感じることはありますか?

高畑:実はそこに関しては、私が「この職業に向いてないな」って思う瞬間の1つでもあるんです。いまだに自分のファン、自分を推してくれる人がいることが信じられなくて。ファンイベントをやってもずっと信じられないまま「なんで(自分のファンなんだろう)?」って思っている間に終わってしまうんです。憧れてもらえる存在にならないといけないんでしょうけど、そこに辿り着けるようにならないと!(笑)。


――ファンの方からは「どんなところが好き」と言われますか。

高畑:私の場合、ファンの方の年齢層がバラバラなので、人によりますね。でも、誰に応援されても嬉しいものです。この前なんて「こんなおじさんですみません、ファンです」って言われたんですけど、内心とても嬉しかったです!

――憧れられる存在でいなきゃという話が先ほどありましたが、振る舞いなど意識していることはありますか?

高畑:なんでしょう…。正直、全然その土俵に乗れていないと思います。お芝居をするのが好きでこの仕事を始めて、20代のころから劇場にお客さんを呼べる人になりたいと思いながら目の前の仕事を一生懸命続けてきました。そこにファンの方がついて来てくれたというのが本音です。

映画『バービー』より  (C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
――何事においてもお芝居が軸にあるんですね。今後、演じてみたい役はありますか?

高畑:なんでも挑戦したいですが、あえて言うなら今の自分のライフステージに合った役。例えば今だったら30代やアラサーの悩みに寄り添う役をいただけることが多くて、とても嬉しいなと思っています。ライフステージに合わせて、いろんな役をもらえることがこの仕事の面白い点でもあるので、今後もそのときにしか共感、共鳴できない役に出会えたら、楽しいだろうなと思っています。

 (取材・文:於ありさ 写真:高野広美)

 映画『バービー』は公開中。

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