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小芝風花、ゴチ&4作連ドラ出演――戦いと葛藤の日々 大役に挑む2024年は「オンとオフの調整を上手に」

ドラマ

◆時代劇の「リアルと非現実とが混ざっている感じ」が好き


『大奥』ポスタービジュアル (C)フジテレビ
 政略結婚相手・徳川家治を演じる亀梨和也とは、2015年放送のドラマ『セカンド・ラブ』以来の共演。「家治は誰にも言えない秘密を抱えていて、すごく葛藤があるんです。その苦悩している姿や、倫子と出会って信頼し恋が芽生えていく心情の変化をどんな感じで演じてくださるんだろうとすごく楽しみです」と久々の共演に胸が高まっている。

 倫子と共に京から大奥に乗り込み、バディ的存在として倫子を支えるお品役・西野七瀬については、「同じ関西人ということですごく居心地がいいというか、接しやすい感じがあるので、いろいろと相談しながら倫子とお品の信頼関係を作りたいです」と話す。座長として「演者もスタッフも含めてみんなで楽しくいい作品を作れるようにしたいというのがあるので、ギスギスした世界を描く作品ですけど裏では関係なく、“ここはもっとこうしたら面白くなるんじゃないか”と仲良くコミュニケーションを取りながら、作っていけたらいいなと思っています」。

 時代劇は「非現実と現実のはざまの感じがしている」と語る小芝。「現代の若い人たちが見ると、ちょっと難しそうと思われるかもしれない非現実感もあるんですけど、恋心や嫉妬もそうですし、世の中に起こっていることというのは現代と全然変わらない」と思いを明かす。「手をつないで歩くのだって、昔はできないじゃないですか。だから、現代の人が手をつなぐドキドキと、昔の人が手をつなぐドキドキってまた全然意味が違ったりする。そんな時代劇ならではのトキメキもあるし、でもやっぱり人を思う気持ちや感情は昔と今も全然変わらないとも思うので、そのリアルと非現実とが混ざっている感じが個人的にはすごく好きです」とにっこり。

 『大奥』といえば、絢爛豪華な衣装やセットにも注目が集まる。「今回も華やかです。倫子は公家の生まれなので、公家らしい柄のお着物から大奥に入りどんどん煌びやかなものに変わっていったりと、衣装さんがこだわって選んでくださっています」と笑顔を見せるが、「とにかく重くて(苦笑)。打掛けはお布団を被ってるくらい分厚いし、腕も筋肉痛になるくらい重かったです。鬘にも飾りをたくさんつけるので頭もすごく重くて、別の時代劇に携わらせていただいていることもあって、同じ時代でも生まれによってこんなに装いが違うんだと、すごく感じました」と明かした。

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◆『大奥』で4クール続けての連ドラ出演 2023年は「いろんなところで戦っていた1年」

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