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小芝風花、ゴチ&4作連ドラ出演――戦いと葛藤の日々 大役に挑む2024年は「オンとオフの調整を上手に」

ドラマ

◆『大奥』で4クール続けての連ドラ出演 2023年は「いろんなところで戦っていた1年」



 2023年の小芝は、『ぐるナイ』の“ゴチ”メンバーに抜擢された1月に始まり、4月期『波よ聞いてくれ』で主演、7月期『転職の魔王様』でヒロイン、10月期『フェルマーの料理』でヒロイン、『あきない世傳 金と銀』で時代劇挑戦とフル回転な活躍を見せた。そんな1年について小芝は、「戦ったなっていう1年でした。“ゴチ”も物理的に戦って(笑)。今まで演じたことのなかった役柄に挑戦させていただいたっていうのもありますし、いろんなところで戦っていた1年だったなって」と振り返る。「スケジュールの面でも、マネージャーさんが『はまんない、はまんない』って言って戦ってました(笑)」。

 戦った1年になったのは、特に意識してそうしたわけではないそう。「作品って巡り合わせもあって。『波よ聞いてくれ』が特にそうなんですけど、プロデューサーさんとは4度目なんです。そのご縁もあって『この作品に挑戦したい』というお話を頂いた時には、役柄が自分とはあまりに違いすぎて最初は不安しかなくて。ただ、今までになかった作品に挑戦させていただけるというのはたぶん、信頼関係とかこれまで違う作品で築き上げてきたものもあるから、これは真正面からぶつかって頑張るしかないなと、自分の殻を破る戦いでもありました」と振り返る。

 「連続ドラマの出演が続くのはありがたいんですけど、その分、撮影と次の作品の準備とが重なって、もっと集中して丁寧にやりたいなっていう葛藤や、それでも役を頂けるのはありがたいので、なんとかどの作品も全力を注げるようにっていう戦いでもあった」といい、「26歳にもなりましたし、いつまでも頼っていてはいけない部分もあるから、気持ちの面でも強く生きていかなきゃいけないっていうことをすごく実感した年でした」と告白する。


 そんな1年を経験し成長した2024年は『大奥』で幕を開ける。「女同士でまた戦ってますね」と笑いつつ、新年は「健康第一にひとつひとつの作品を頑張っていきたいです。とにかくお仕事を全力で楽しみながらできるように、普段の生活、オフの時の気の緩め方だったり、オンとオフの調整を上手くできるようにしないと体が持たないなというのもあるので、甘やかすところは自分を甘やかして、万全の体調でお仕事に臨めたらなって思ってます」と変わらぬ前向きさを見せる。

 冬の京都での撮影は大変そうと言葉をかけると「みんなに言われます(笑)。寒さには弱いですが、姫なのでいっぱい着せてもらえるので、それはよかったなって」と笑う小芝。「いろんな共演者の方に『京都に行くんですけど、おいしいごはん屋さん知ってますか?』っていっぱい聞いてます。インスタやグルメサイトでもいっぱい調べて印をつけています(笑)。御朱印帳も買ったんです! 空き時間に回れたらいいな」。演じる倫子同様、戦いの時を経て強くなった小芝が、どんな新しく切ない『大奥』を見せてくれるか、注目したい。(取材・文:編集部 写真:高野広美)

 『大奥』は、フジテレビ系にて2024年1月18日より毎週木曜22時放送(初回75分スペシャル)。

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