吉高由里子、大河『光る君へ』主演に意欲「甘えるところは甘えて、“巻き込んで”いきたい」
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吉高は2014年放送の連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインを務め、長丁場の撮影を経験している。当時と比較して、大河ドラマの主演はどんなところが違うのだろうか。
吉高は「意外と出番が少ないんですよね」と笑うと、「朝ドラってめちゃくちゃ出番が多いんです。でも今回の作品は、いろいろな出演者の収録が並行して進んでいくので、緩急があります」と違いを述べる。
また当時は20代半ばだったことに触れると「ある意味で怖いものなしのような状態で臨んでいました」と苦笑いを浮かべ、「朝ドラのときは、10ヵ月(NHKのある)渋谷で撮影ができる!と思っていたのですが、撮影は別の場所だったんです。それが今回初めて渋谷で撮影できるのも嬉しいんです」と目を輝かせていた。
また連続テレビ小説が終了したときは「皆さんととても仲良く家族みたいになったので、寂しすぎたんです」と当時を振り返ると、「大河ドラマはそれよりも長い期間の撮影で、しかも密度が濃い。そのうえで、寂しさよりも安堵の方が大きくなっていたら、私も大人になったと言えるかもしれませんね」と語っていた。(取材・文:磯部正和)
大河ドラマ『光る君へ』は、1月7日よりNHK総合にて毎週日曜20時、BSにて毎週日曜18時、BSP4Kにて毎週日曜12時15分放送(初回15分拡大)。