奥平大兼&鈴鹿央士が「勝ち負け」への思いを語る! 勝負の相手は自分自身
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映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』W主演・奥平大兼&鈴鹿央士 クランクイン! 写真:高野広美
静と動が融合した面白い映像が全編通じて楽しむことができる本作。ゲームシーンにはデジタル的な賑やかさがある一方、3人チーム「アンダードッグス」を組んだ翔太、達郎、亘(小倉史也)のやり取りは、アナログ的な生々しさがある。
鈴鹿は「友達でもなく、同じ部活の仲間というわけでもない。達郎と亘は同じクラスの設定ですが、仲良くしている描写はないんです」と青春映画ではありつつも、独特の関係性のなか物語が進んでいくことを強調すると、奥平も「僕が演じた翔太にとって、2人は1つ上の先輩であり、一緒にいても微妙な空気感があった。それは演じていて面白かったです」と語る。
対立するわけでもなく、仲がいいわけでもない。こうした関係性を作るうえで、どんな距離感を持って臨んでいたかを問うと、奥平は「央士くんも小倉さんも年齢が上なのですが、あまり先輩という感じはなかったですね」と笑うと、鈴鹿も「自分で言うのもなんですが、僕も小倉くんもどちらかというと柔らかいタイプで『先輩だぜ』なんていう感じではなかったと思います。だからお芝居のときより、普段の方が仲良しでした」と和気あいあいとした3人組だったという。
奥平演じる翔太、小倉演じる亘ともに初心者ながら、徐々にeスポーツの魅力にはまっていく。奥平は「僕もゲームが好きで、熱中してしまうと、ご飯や寝る間を惜しんでプレイしてしまいます」と共感できる部分が多いキャラクターだったことを明かすと、インタビューが行われた前日も鈴鹿と一緒にゲームをやっていたという。
鈴鹿は「ゲーム終わったあとちゃんとご飯食べた?」と奥平に問いかけると「昨日はちゃんと食べました」と笑顔。鈴鹿も「僕もゲームは好きなので、ご飯を忘れてやっちゃうことはありますが、いま一番ハマっているのがNetflixの『ネクスト・イン・ファッション』というリアリティー番組です。どんなに忙しいときでも、つい家に帰ると観てしまう」と回答する。すると奥平も「分かる! あれ面白いよね」と激しく同意していた。
映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』より (C)2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会