乃木坂46・阪口珠美、アンダーメンバーとして培った「誰にも負けない強い思い」 写真集で卒業を実感した衣装とは
関連 :
――7月15日に開催する配信公演『35thシングル「チャンスは平等」発売記念ミニライブ』内での卒業セレモニー実施も決まり、メンバーとしての時間は残りわずかになりましたが、グループを離れると伝えた当時、同期のメンバーはどんな反応をしていましたか?
阪口:メンバーには相談していなかったけど、何となく、気付いていたとは思います。キャプテンの梅澤美波は「え〜、本当に?」と反応していたのが意外で、「もうちょっと(グループに)いない?」と、言ってくれました。
――後輩の反応として、ブログでは5期生の岡本姫奈さんと小川彩さんの名前を挙げていました。
阪口:2人に伝えたらポロポロと泣いてしまって、私を思ってくれているんだと伝わってきて、その場では「泣くな〜!」と言いました。アンダーとして一緒の活動も多く、ひなちゃんは私の写真をスマホケースに入れるほど慕ってくれたし、「かわいいです」とたくさん褒めてくれたんです。あーや(小川)はかわいくてかわいくて、2人とも本当に愛らしいです。
――自身の卒業後、2人には何を期待しますか?
阪口:あーやは大物になると思います。でも、真面目でいい子すぎるし、苦しいときもあるかもしれないので、のびのびと過ごしてほしいです。ひなちゃんは、5期生が初参加した「32ndSGアンダーライブ」(2023年4月)は欠席して、次のアンダーライブから参加したので、必死に食らいつき頑張っているのを見ていました。卒業を伝えたときは「珠美さんがいなかったら、どうやって頑張ればいいんですか?」と言っていたので「頑張れるよ!」と返しました。ちゃんと見ている人はいると知ってほしくて。卒業後も、ずっと見ていたい2人です。
――グループの未来を後輩に託して、阪口さん自身はブログで言及した「これからの目標や夢」は見つかりそうですか?
阪口:まだ、具体的には何も浮かんでいないんです。考える時間はたっぷりあると思いますし、ゆっくりゆっくり時間をかけて、見つけます。
(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:山田健史)
乃木坂46・阪口珠美1st写真集『青いバラ』は幻冬舎より6月25日発売。価格は2500円(税込)。