にゃんこスター・アンゴラ村長、体重明かして挑んだ写真集 女性からの「普通だな」がうれしい
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自身の20代最後の日に、写真集『151センチ、48キロ』を発売したにゃんこスター・アンゴラ村長。23歳で出場した『キングオブコント2017』で、一言も発さず縄跳びを跳び続けるかわいらしい姿を披露し、瞬く間に世間の注目を集めてから早7年、20代最後の仕事となった写真集が大きな話題となっている。30歳になったアンゴラ村長の“現在地”を聞いた。
【写真】コントとは違うシックな衣装が美しい アンゴラ村長・撮りおろしショット
■初めての写真集、“爆売れ”にびっくり!
――今回の写真集では、舞台やテレビでの姿とはギャップがある姿を見せていただきました。初めての写真集の撮影はいかがでしたか?
アンゴラ村長:とても優しい雰囲気というか、スタッフの皆さんが楽しく撮影してくださったので、なんだか遊びに来たような感じで。特に何が大変だったということもなく、ただご褒美のような日でした。
――特にお気に入りのカットは?
アンゴラ村長:アイスで片目を隠している写真が好きですね。このアイスが意外に高かったなって思い出があります。700円くらいして……最初に欲張っていちごのやつを買ったら1200円くらいで。でも普通の方を買いなおして……結構経費がかさんでドキドキでした。
アンゴラ村長・1st写真集『151センチ、48キロ』より(C)東 京祐/講談社
――ランジェリー撮影はどうでしたか?
アンゴラ村長:毎日お風呂に入るときに脱ぎ着しているので、そこに価値があるとは思わなかったって感じですね。
――では、写真集の“爆売れ”は意外でしたか?
アンゴラ村長:はい、びっくりしました! 「100冊売れるかな?」くらいに思ってて、アイスも2000円くらいしたし、スタッフさんも11人いたし、経費を賄える分くらいには……と思っていたので、それがまさか思った以上に売れていたので、すごく自分でもびっくりしています。うれしいですけど、1人1人に「なぜですか?」と聞きたいような気持ちというか(笑)。
■女性からの「あ、結構普通だな」がうれしい
――にゃんこスターのお2人のビジュアル面というと、昨年の1月に出された宣材写真も大きな話題になりました。
アンゴラ村長:ああ~はい。4万いいね!
――ご自身のビジュアル面で評価されることは芸人さんとしてどういう感覚ですか?
アンゴラ村長:率直に「うれしい」しかなくて。アイドルって、かわいいことも含めてアイドルだと思うんですけど、芸人にはそこは求められてない。芸人だから「これぐらいの評価」というか。そこは勘違いせずに、地に足付けていたいなと。縄跳び(のネタ)でテレビに出始めたということや、全部自分の経歴含めてのギャップってことだと思うので。
――女性としてはどうですか?
アンゴラ村長:ありのままを生きているだけで褒めてもらえることがうれしいですし、見てくれた女性にとってもそうなればいいなって。今回、タイトルを『151センチ、48キロ』としたおかげで、女性の読者の方が自分と比べるらしくて。「あ、結構普通だな」って。
アンゴラ村長・1st写真集『151センチ、48キロ』より(C)東 京祐/講談社
例えば、アイドルのように体形維持を仕事としていたり、20代で一番輝きたいとか期間が決まっている方だったら体重を平均より絞っても良いと思うんですけど……そうじゃない方でも、今は毎日のようにダイエット情報がSNSで流れてきたりするので。そんな中で、「こういう人がいてもいいんだ」とか、「こういう方向性もあるんだ」と思っていただけたらうれしいなあって。実際そういう声もあったりするので、ありがたいなと。
――普段、美容や体形維持のために行っていることはありますか?
アンゴラ村長:私がそんな素敵な質問をいただいていいのか……(笑)。写真集の話が来た時も、まっさきに「じゃあ痩せなきゃ」って思ったんですけど、でも、私にはそれは求められてないんじゃないかって。痩せてもアイドルの方などの美しさには私は全然なれないですし。だから、健康でいられる体重だったら好きなものを食べちゃえばいいかなっていう感じではあります。美容に関しては、コスメデコルテの美容液を塗るとか。デコルテのこと凄い信頼してて、デコルテの美容液しか逆にやってないぐらい(笑)。