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元宝塚雪組・和希そら 技術面も役作りも、とことん”突き詰める”役者を目指したい

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◆ターニングポイントになった『WEST SIDE STORY』



――昨年退団を発表された時は、突然のことにネットでは阿鼻叫喚の声があふれました。

和希:自分でも想像してなかったくらい、沢山のご連絡をいただいたり、思いを寄せてくださる方がいて、驚きました。

――よく鐘が鳴ると聞きますが、和希さんの場合は…。

和希:生きていくうえでやりたいことが本当にたくさんあって。挑戦したいことや場所、見てみたい世界の広さなども様々で。決断しましたね。

――退団後の5ヵ月間はどのような日々でしたか?

和希:日々を楽しみながら生きていました。やりたいことをいろいろやってて、レッスンももちろんそうですし、いままで挑戦してなかったことをしたり。

宝塚時代って、毎日が公演かお稽古かという日々だったのですが、それが私は好きでした。仕事で忙しくすることがすごく好きで、その代わりにお休みの時は何もしない(笑)。お休みにプライベートの予定を詰め込んで忙しくするのはあまり好きではないんですよね。

オンとオフはしっかり分かれているタイプです。


――14年在団された宝塚時代、ターニングポイントになった作品を挙げるとするとどの作品でしょう?

和希:『WEST SIDE STORY』ですかね。実際に舞台に立ってお客様からの反響をダイレクトにいただいた感覚があって。自分を評価してもらえたというのをすごく実感できた作品だったんですよね。それによって自信もつきましたし、男役だけじゃなく女役も経験して幅も広がりましたし、お芝居の楽しさも知って、表現する楽しさもより知れた作品でした。

――円盤化されなかったのが、本当に残念で仕方がないです。

和希:著作権が本当に厳しい作品だったので、限られた方にしかご覧いただけなかったのは残念でしたが、それだけ貴重な経験をしているんだなという実感もありましたね。

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◆役者として大事にしたい“突き詰める”“心”

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