ずん やす、相方・飯尾は「なくてはならない存在」 コンビ結成25周年に向け夢は冠番組
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映画『ブルーピリオド』場面写真 (C)山口つばさ/講談社 (C)2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会
映画のプロモーションで『さんまのまんま』に眞栄田郷敦と出演したやすの姿は、自慢の息子を尊敬する上司の家に連れてきた父親のようで、ほほえましかった。そう伝えると、「郷敦くんが『やすさんがお父さんでよかった』って言ってくれたんですよ。男同士なんて父親に自分の気持ちを言わないじゃないですか。息子の本音を直接聞けた感じで、あれは本当にうれしかったな~」と本当の父親になったような気持ちでいる。眞栄田については「目力がものすごい。玄関で2人でしゃべるシーンがあるんですけど、吸い込まれそうになるんですよ。『やすさん、近づきすぎてます』と監督に注意されて2回NGを出しちゃったくらい。吸引力というか人間としての魅力というか、あんなこと初めてでしたね。すごい人だなって思いました」と感心。
「矢口家はあのお母さんがいないと成り立ってないですよね」と絶賛する妻役の石田ひかりの人柄にも助けられたそう。「ものすごく気さくで、スタッフさんやみんなに『元気?』って話しかけていました。台所にあった豆苗にも話しかけてたんですよ。『育ってるね!』って(笑)。劇中でも撮影現場でも石田さんの周りの空気が温かくなっていましたね」と語るなど自慢の家族のようだ。「独身なんです、僕。一人暮らしなんで、撮影が終わって家に帰った時にすごくさみしかったですね。あそこに帰りたいなって思いました」。
映画『ブルーピリオド』場面写真 (C)山口つばさ/講談社 (C)2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会
演技の仕事は大好きだと語るやす。「スタッフさん含めてみんなで1つのシーンを一生懸命作っている、そこにいるのが大好きなんです。待ち時間も全然つらくないんです」と明かし、「お笑いの現場ではないんですけど、映画とかドラマの現場ではめちゃめちゃ褒められるんですよ(笑)。お笑いの時は怒られたりダメ出しばかりで褒められることは一切ないんです。芝居の現場ではいっぱい褒められるんで、いくらでもやりたい。あははは」と意欲を見せる。
とはいうものの、演技にはお笑いの現場での経験が活きているそう。「毎年先輩の関根勤さんと一緒にやっている舞台のコントでテンポとかは鍛えられているんで。それに、相方とやるコントも、なんせブルーリボン賞を取っている相方とのコントですからね。演技は鍛えられていると思います」と笑顔を見せた。