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ずん やす、相方・飯尾は「なくてはならない存在」 コンビ結成25周年に向け夢は冠番組

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◆相方・飯尾は「いなかったら仕事にならない。全部甘えてます」



 2000年に結成したずんは来年25周年を迎える。やすにとって、相方・飯尾和樹はどんな存在なのだろう?「いなかったら仕事になんないんですよ。ずっとフォローしてもらってますからね。相方のモットーはですね、『笑いの現場でMCに甘える』。その相方に全部甘えてますもん。フォローしてくれる相方がいないと仕事にならないんですよ」ときっぱり。『マツコ&有吉 かりそめ天国』での食レポなど、コンビでの仕事では、普段温厚な飯尾がやすに対して当たりが強いのも面白い。「あれがずんのやりとりなんですよね。相方は年が1つ上で芸歴も先輩。胸を借りてる感じですよ」。

 デビューから33年目となるやすにとってのターニングポイントは、相方・飯尾とコンビを組んだ時だとの答えが。「前のコンビを解散して、ピンになった飯尾さんが『やす、やろう!』って言ってきたんです。その時に僕は仕事がなさ過ぎて周りが見えなくて、先輩が一緒にやろうと言ってきているのに、『俺と組みたかったら、今やっている仕事を全部0にして来てくれますか?』って答えたんです(笑)。頭おかしいんですよ、自分は足並みをそろえることしか頭にないから、俺に足並みそろえろよって訳の分からないことを言って。相方はもうこいつとはやれないと思ったらしいですけどね」と振り返る。

 「ただその時に、もう芸人を辞めてしまったのですが同期のアラちゃんが仲を取り持ってくれたんですよね。『やすさん、絶対に飯尾さんとやってください』ってげんこつくらって、飯尾さんには『やすさんは精神的に参っていておかしくなっているんで』って電話してくれて。そこから、『じゃ考えてみようか』『お願いします』となり…。一番最初にずん史上一番揉めてるんです。あの時、アラちゃんがいなかったらどうなっていたか。恩人ですね」。


 25周年に向けて何かスペシャルな企画なども期待されるが、「それがなんにもないんです(笑)。相方は何か考えてるのかな?」と、ここも頼りっきりなスタンスは変わらず。それでは今後の活動の目標は?「コンビの仕事を増やしたいですね。いつかは冠番組も持ちたいです。華大、タカトシの番組などにゲストで行くんですけど、いつかはゲストで来てもらう。そういう夢がありますね。ま、全部相方に丸投げになるんですけど(笑)。あとはブルーリボン賞を取りたいです! 『ブルーピリオド』で近づきましたかね?(笑)」。(取材・文:渡那拳 写真:高野広美)

 映画『ブルーピリオド』は、8月9日公開。

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